風邪薬や生理痛薬で、蕁麻疹が…!?薬のアレルギー反応と蕁麻疹の関係性

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蕁麻疹(じんましん)の原因には、食べ物以外にもいろいろあります。急な温度変化や日光、擦れる刺激などの物理的な刺激やストレスのほか、お薬が蕁麻疹を起こす原因となっていることもあります。
蕁麻疹がよく起こる方は、普段飲まれている薬を確認してみましょう。
今回はそんな薬による蕁麻疹について医師に解説していただきました。 1.解熱鎮痛薬(NSAIDs) 市販の頭痛・生理痛薬風邪薬の一成分にも含まれています。また、病院でもらう痛み止めや熱さましもこのタイプに含まれることが多いです。
このタイプの薬は、アレルギー反応を起こして蕁麻疹を起こすこともあれば、ほかの原因での蕁麻疹を起こしやすくすることが知られています。
風邪の時に蕁麻疹が出やすいという人は、ストレスだけでなく意外と薬による影響もあるのかもしれません。 2.高血圧の薬の一部 ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)というグループに属する高血圧の薬では、血管性浮腫と呼ばれるタイプの蕁麻疹が副作用として知られています。 3.造影剤 CTやMRIで血管や血流の豊富な組織とそうでない組織の見分けを付けるために使われます。しかし、この造影剤で蕁麻疹や喘息などのアレルギー反応が起きることがあります。
一度でもアレルギーが起きたことがある人は、次の検査でも起きる可能性が高まりますので、検査前の問診で申告してください。程度や必要性に応じて、造影剤の種類を変えたり、アレルギーの予防薬を用いたり、場合によっては検査方法を変えるなどの対応を行います。
4.抗生物質 広く使われていることもあり、薬で起きる蕁麻疹で一番多いとされているのが抗生物質です。蕁麻疹が起きた薬は、お薬手帳に記録しておくと安心です。 5.ジェネリックへの変更 稀ではありますが、薬の主成分は同じでも、配合されている色素などの添加物の違いで、アレルギー反応が出たりでなかったりすることがあります。
ジェネリックに変更した後で、何か変だと感じたら、元に戻してもらいましょう。(もちろんジェネリックでない薬にもそのような添加物が含まれていることもあります。) 6.蕁麻疹の薬を急にやめること 意外と知られていないのが、蕁麻疹薬を急にやめることで起きる蕁麻疹です。蕁麻疹は一度起きると、しばらくは次の蕁麻疹が起きやすい状態となっています。
特にひどい蕁麻疹である場合にそれを抑える薬を急にやめると、そのことが原因で蕁麻疹が再燃することがあります。
たしかに蕁麻疹を抑える薬は眠くなるものも多く、かゆみも取れて蕁麻疹も見えなくなったし早くやめたいというのもわかりますが、医師の指示通りきちんと飲むに越したことはありません。
症状が落ち着いたら早めにやめていいかを薬をもらった時に聞いておくといいかもしれませんね。 【医師からのアドバイス】 このように、薬のアレルギーの症状として蕁麻疹が出ることが時折あります。蕁麻疹自体もつらいですが、さらに重症のアレルギー反応につながる恐れもあります。蕁麻疹で病院に行くときには、お薬手帳や市販薬で最近飲んでいるものも併せて持参しましょう。
(監修:Doctors Me 医師)
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