映画『テラフォーマーズ』は炎上作品!? 多国籍軍なのにキャストは日本人ばかり

デイリーニュースオンライン

映画『テラフォーマーズ』公式サイトより
映画『テラフォーマーズ』公式サイトより

 2016年4月に全国公開を予定する実写映画『テラフォーマーズ』。公開に向けて少しずつ情報が解禁されるなか、ファンやメディアからは、今年夏に大炎上した映画「進撃の巨人」シリーズの二の舞を予想する声が出ている。

キャストが全員日本人 早くも透ける予算の壁

 本作は、週刊ヤングジャンプで連載中の同名漫画「テラフォーマーズ」をモチーフにした実写映画。時は2599年、火星地球化計画のために、15名の日本人クルーが、火星で進化したゴキブリ「テラフォーマー」を駆除するために火星へ送り込まれる。

 公式サイトでは、「世界騒然。1300万部突破の人気コミック完全映画化! ついに日本映画は未知なる世界へ」と大々的な謳い文句をアピール。原作にも登場し、クルーらの乗り込む宇宙船「バグス2号」は約1億円をかけて再現したという。

 しかしながら、ファンの心配は募るばかり。原作では多国籍軍であるはずの地球人クルーが全員日本人と原作の設定を改変。また1億円という数字も、制作費100億円以上(俳優陣への出演料込み)をかけることもあるハリウッド映画に比べると、制作規模の小ささが透けて見える。

 それを意識してなのか、メディアに向けて本作でメガホンを取る三池崇史監督は「きっとアメリカ人でも作れないものになる」とコメント。主役の小町小吉を演じる伊藤英明も、「ハリウッドの予算だったら300億くらいのものだと思うので、日本の予算でどこまでできるのか楽しみ」と語っているが、いずれも虚勢を張っているようにしか響かない。

 7月には武井咲、山下智久、小栗旬、山田孝之、篠田麻里子、ケインコスギなど豪華な追加キャストの名前が発表された。それでも原作ファンは「豪華でもアクションものはどうせショボい映像になるから意味ない」「小栗山田の原作クラッシャー揃えて爆死するために作るんだろ」と悲観ムード。一部メディアでは、本作が大コケした場合、映画「進撃の巨人」シリーズの水原希子同様に、ヒロイン役の武井咲が失敗の槍玉にあげられるかもしれないと予想する。

 今月6日にはWeb版の特報が公開されたが、それを見たファンから「アニメに続いて大コケしそう」「ハズレ確定」「予告で駄作と解る典型的な例」「コント映画にしかみえない」「スターウォーズ公開の5ヶ月後にこんなレベルのCG映画を出す日本って……」と酷評の嵐。「進撃の巨人」シリーズを思い返すファンから「また全米を笑わす気か」という声も上がるなど、炎上の兆しが見える。

「人気漫画の実写映画化は、すでに人気が確立したストーリーを下地にする分、ファンの注目を集めやすいです。だからオリジナルストーリーで失敗するより赤字リスクが低い傾向であるのはたしか。しかし人気が高い分、実写映画化となれば原作ファンの求めるクオリティーは本来すごく高いのですが、ビジネス目的が透けて見える制作サイドは意に介していないのではないでしょうか。作り手が予算や大人の事情による制約で作品作りに妥協して、観客がガッカリする構図に陥りがちです。原作ファンの期待をあおることを考えず、もうしっかりと、"原作とは別物だよ"とタイトルで打ち出しても良いと思いますが。じゃないと『進撃』の二の舞になりかねません」(アニメ業界関係者)

 来年4月公開予定の実写映画『テラフォーマーズ』。「進撃」のように、原作ファンの怒りを買ってしまうのだろうか。

(取材・文/蒼木学)

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