山Pが赤西ら悪友と決別を決意「ジャニーズに誇りを持ちたい」

デイリーニュースオンライン

写真はフジテレビHPより
写真はフジテレビHPより

 現在放送中の月9ドラマ『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)で、石原さとみ(28)演じるヒロインに猛アピールする僧侶を好演中の山下智久(30)。昨年、夜遊び中に起こした“六本木スマホ窃盗事件”の罪を一人でかぶり、一時はジャニーズ事務所を退所の危機までウワサされたが、今後もジャニーズに残って活動を続ける決意を固めたようだ。

 “六本木スマホ窃盗事件”を簡単におさらいしよう。山下は昨年6月、元ジャニーズの赤西仁(31)、関ジャニ∞・錦戸亮(31)とともに六本木の路上で一般人の男女と口論になり、女性の携帯電話を奪ったとして、器物損壊の疑いで警視庁に書類送検された。

 この一件が伝えられると、10月には主演映画『近キョリ恋愛』の舞台あいさつの場で「この度は僕の行動でたくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたことをこの場を借りてお詫び申し上げます」とファンに謝罪。騒動の影響でしばらく露出も少なくなり、年末の『カウコン』を欠席するなど、今年の春頃まで公の場に登場する機会が減っていた。

ラジオで語った新たな人生観

事実上、数ヶ月の“活動自粛”を経て、4月期に放送された連続ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)で主演を務めた後は、来年4月公開の映画『テラフォーマーズ』への出演や『5→9』と、俳優仕事が順調に舞い込んでいる。

「山下は赤西や俳優・城田優(29)などつるんでいる仲間の影響もあって、英語を学んだり、過去には歌手・安室奈美恵(38)とコラボレーションしたりと、ソロアーティストとして独自路線を貫いてきました。そのため、事件後は一部ファンの間で、赤西のように『独立するのでは?』と心配する声があがったんです。しかし、山下は今年3月放送のラジオ番組『山下智久 CrossSpace』(TOKYO FM)で、自分の人生を振り返って『人間関係の見直しを決意』したと告白。事件に関わった赤西や錦戸ら、夜遊び仲間との決別を示唆していました。その宣言通り、最近ではプライベートの派手な話がめっきりなくなっています」(ジャニーズに詳しいライター)

 そんな山下は、11月19日発売の『女性セブン』(小学館)のインタビューで、19年間お世話になったジャニーズ事務所への熱い思いを明かしている。山下は、10月23日に開催されたジャニー喜多川社長の84歳の誕生日パーティーで、寝る間も惜しんで仕事をしていたという大先輩・近藤真彦(51)の話を聞いて「ぼくたちは恵まれているんだな…」と、実感したとのこと。さらには、

「これからもいろいろな波が来るとは思うけど、ぼくたちによってこの事務所は続いていくと思うから、ジャニーズに誇りをもっていきたいなってあらためて思いましたね。ぼくの人生これしかやってないですからね。ここですべてを学んでいるので」

 と、熱弁しているのだ。

 また最近では、大きな仕事を任されているという責任感からか、先述のように交友関係の変化が見て取れるという。前出ライターが語る。

「いわゆる“赤西軍団”と距離を置き、V6・岡田准一(35)や、Sexy Zone・佐藤勝利(19)などの先輩・後輩と健全なプライベートの時間を過ごしているようです。11月9日発売の『TVガイドPERSON VOL.39』(東京ニュース通信社)でも、嵐・松本潤(32)に関して『最近4ヵ月ぶりぐらいに飲みました。気軽に話せる間柄なので、次会う時はライブの演出のこととか聞きたいな』と語っていました。また、『女性セブン』のインタビューによれば、ジャニーズJr.の平野紫耀(18)から髪型について相談されたと話すなど、後輩にアドバイスを送ることも少なくないようです。ジャニーズタレントとの交流を積極的に図って、刺激をもらっているのでしょうね」

 一時は事件の影響で立場が危うくなった山下だが、「ジャニーズに誇りをもっていきたい」と宣言しているように、今後も事務所に残って仕事に邁進することを決意したのだろう。迷惑や心配を掛けたファンや関係者のためにも、山下にとってしばらくは“恩返し”期間となりそうだ。

(文/恩田サチコ)

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