好影響と判明!子どもが伸びる「親の期待のかけ方」5つの法則
生まれながらの天才とまでは言わなくても、やはりわが子には、勉強好きの優秀な子どもになってもらいたいと思いますよね。
そんな子どもに対する期待が、良い効果を生み出すかもしれないというアメリカの研究があります。
今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“子どもが伸びる上手な期待のかけ方”をお話します。
■親の考えが子どもの成績に与える影響
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校と米国小児科学会の研究によると、子どもが幼稚園入園時に十分準備できているかどうかは、プリスクールに通っていたというだけでなく、“親の行動”や態度や価値観も影響すると言います。
研究チームは、6,600名の子どもについて、家族の日課、行動、プレスクールへの参加などについて質問をし、子どもには心理的や教育的テストを実施して分析しました。
その結果、経済的に裕福な家庭の子は成績が良く、特に社会的地位が高い家庭の子どもは、算数と読解能力が高かったそうです。
その中で面白かったのは、両親がわが子をどのように育てたいかと言う長期にわたる目標をしっかり持っていたり、親が子どもに、大学に行ってほしいと期待しているかどうかが、子どもの成績に影響を与えたというのです。
■親の期待が子どもに影響を与える理由
この研究結果から考えられることは、経済的に余裕があったり、社会的地位が高い両親の場合は、教育への関心が高く、家にたくさんの本があり、両親がよく読書をしたり、新聞を読んだりすると考えられます。
また、家族の会話の内容も、経済や時事問題など知的な会話が多くなったり、しっかり自分の意見や考えを持って、子どもにも接しているとも考えられます。
そういう姿を日々見ながら、両親から教育的な指導を受けて育てば、学校で良い成績が取れるのも自然ですよね。
■子どもを伸ばす「上手な期待のかけ方」5つ
期待をかけると言っても、それがプレッシャーになって逆効果になるのは避けたいですね。
では、親はどのように行動すれば、良い期待となり子どもは伸びるのでしょうか?
(1)チャレンジさせる
子どもがやりたいと言うことは、どんどんチャレンジさせましょう。「そんなことやめなさい」とか「どうせできないでしょ」などと言わないでくださいね。チャレンジ精神はとても大事です。失敗してもいいのです。
(2)自信を持たせる
子どもがトライすることには、「あなたならできる!」と言ってあげましょう。そして、結果が悪くても責めたりせず、努力を認めてあげましょう。
(3)自身の経験や希望を話す
子どもが5、6歳になれば、大学に行った両親は、自分たちの大学での楽しかった思い出話などを聞かせてあげましょう。大学に行っていない親は、「大学に行けばよかったなあ」とか「行きたかったなあ」と話すといいでしょう。
(4)子どもと一緒に本を読む
日常生活の中で、親が楽しそうに本を読んでいると、子どもも本を手に取ることが自然な行動になります。小さいうちは読み聞かせをしてください。読書量の多さは成績の良さにつながります。
(5)わからないことはすぐに調べる
本を読んだり話をしていると、知らないことやわからないことに出会いますよね。その時は、すぐにママがインターネットや辞典などで調べましょう。わかった時は「ああ、そうか!」と多少大げさに反応して見せると、子どもも知識が増えることを楽しいと感じます。
いかがですか?
どれもまったくプレッシャーにはなりませんよね。4と5は、期待しているとも受け取られないかもしれませんが、実は子どもに知識欲が身に付くのを期待しているのです。
子どもに期待をかけると言うのは、決して「ああしなさい!」「こうなりなさい!」と押し付けることではありません。子どもが自分から学びたいと思うように、隠れ期待でいきましょう。
【参考】
※ Parents’ belief that a child will attend college plays big role in early academic success – UCLA Health
【画像】
※ David Tadevosian / Shutterstock