順序を変えるだけでOK!数字に強くなれる「日経新聞」の読み方 (2/2ページ)
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数字
あなたなら、この1,000円という数字と、上昇を伝える折れ線グラフだけから、今の日本では何が起こっていると想像しますか?
なぜ時給が上昇しているのか。おそらく、若者の減少により採用側が人材を確保できないため、時給を上げて募集せざるを得ないのでしょう。
このままだと、2020年には時給1,100~1,200円が相場という世の中になると推測できます。そして、2020年といえば東京オリンピックが開催される年。国内の飲食店、サービス業はちゃんとまわっていくのでしょうか……。
つまり、この1,000円に上昇というニュースは、「若者にとって喜ばしいこと」ではなく、「日本、だいじょうぶ?」というニュースなのです。
あなたもこのくらいの推測をしてから、実際に記事を読んでみましょう。実際、この日の記事内容も、私の考察と非常に近い論調でした。
これが本当の意味での「数字を読み、数字の感覚を鍛える」ということ。
あなたの新聞の読み方、間違っていませんか?
(文/深沢真太郎)
【参考】
※深沢真太郎(2015)『数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです』日本実業出版社
