育休後の復帰率100% 「戻ってきやすい」会社は何が違う? (2/2ページ)

新刊JP


 例えば毎年、10名から15名ほどの女性が子育て休暇に入りますが、休暇に入る前の環境整備や引き継ぎはスムーズに行われ、さらに育休中は正社員もパートタイマースタッフも一律月5万円が支給されます。また、復帰までの期間は平均すると1年半ほどですが、最長で2年になることもあるそうです。これは保育所への入所のタイミングを考慮したもの。育休期間が決められていて、保育所に入ることができなければ会社を辞めないといけないということはなく、柔軟に対応できるようになっているのです。
 さらに、育休明けは時間短縮(時短)勤務が中心になるのですが、その勤務時間も柔軟。東京で半日勤務希望というケースが発生した場合もOKを出し、半日でもやれる仕事を新しく創出。その仕事は今ではDAIKOにとって重要なものになっているそうです。「工夫と知恵」で働き方を考える、それがDAIKOの文化なのです。

■他にもいろいろな「工夫と知恵」が…
 その他にも女性の働きやすさに配慮した例はたくさんあります。
 別の会社で働いている夫が転勤になってしまったため、その女性社員も夫の転勤先がある場所の事業所へ転勤したいという願い出が出てくると、それを許可。さらに、まだ結婚しておらずお付き合いしている人が転勤となった女性の転勤希望にも柔軟に対応しています。これはなかなか普通の企業ではできないことです。

 このように、女性が自分の能力を発揮できるように徹底されているDAIKO。それはDAIKOで働いている人たち自身が、男女平等の職場環境を大事にしているからこそ成り立っているはずです。
 本書は、DAIKOの人材活用方法や社長である前芝辰二さんの経営哲学などをおさめた一冊。どのように人材をマネジメントをすべきか悩んでいる経営者やマネジメント層にとって参考になる部分は大いにあるでしょう。
(新刊JP編集部)
「育休後の復帰率100% 「戻ってきやすい」会社は何が違う?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る