思わぬ反響呼んだ「モンスター嫌煙者」記事 なぜタバコはこんなに叩かれる? (2/3ページ)
禁煙じゃないからといって、『遠慮会釈無く無制限にタバコを吸っていい場所』ではないのです」
たとえば飲み屋のカウンターなどは、この読者の言葉を借りれば「相席」に近い環境だ。そんな状況で周囲への気遣いなくタバコを吹かす喫煙者には「擁護に値する理由は何一つない」とメールは断じ、編集部に対しても「非常に不見識であり、公平性を欠く」と厳しい批判が並んでいる。
ほとんど「宗教戦争」と化したコメント欄上記のメールはまだ、喫煙者に「配慮」を期待する内容ではあったが、もう1つのメールは、さらに手厳しい。
「『嫌煙者とのトラブル』よりもどう考えても『喫煙者とのトラブル』の体験談のほうが多いわな。ポイ捨てするのも喫煙者
条例破るのも喫煙者
犯罪率が高いのも喫煙者
トラブルの種はいつも喫煙者
そして自分が悪いことしてるのに逆ギレするのが喫煙者」「『いじめ』とか書いちゃって(※編注:前回の記事で「タバコいじめ」との表現があった)、普段から煙で他人を暴行してるのは誰かな? 人としての誇りと尊厳があればタバコ擁護みたいな記事は絶対に書けないと思うんだけどな」
一部のみを掲載させていただいたが、原文では喫煙者に対し、一切容赦のない内容がひたすら続く。
これに限らずツイッターなどでも、ほとんど「喫煙者は犯罪者だ」と言わんばかりの声がちらほら聞かれる。喫煙者の側からも、たとえば上記の「バラいろダンディ」で「吸っていいところにタバコ吸わないヤツがいること自体間違ってるんだよ!」と吠えまくった俳優の梅沢富美男さんのような反論もあり、双方のかみ合わない罵倒合戦、いわゆる「宗教戦争」の様相を呈してしまった。
マナー、動物、子育て...なぜ議論はかみ合わない?以前からJタウンネットでは、読者の体験談や反響を積極的に取り上げてきた。だが、テーマによっては、議論が「泥沼」になってしまいやすいものがある。
いくつか挙げると、
・マナー
・動物、ペット
・子育て
・差別
・世代論
共通するのは、総じて発言する人が、自分の側に「正義」があると確信していることだ。今回のタバコ問題は、そのわかりやすい例といえるかもしれない。