異能バトルものの元祖? 超能力漫画の名作・傑作7選 (2/3ページ)
●『超人ロック』聖悠紀
永遠に生き続ける超能力者「ロック」を主人公に、その活躍を描きながら宇宙に飛び出した人類の歴史を語る物語です。初めて「ロック」が登場したのは1967年「作画グループ」の肉筆回覧誌で、1977年に初めて商業誌に掲載。その後1979年から『少年キング』に連載されました。以降掲載誌を変えながら現在も連載中で、その物語は昔からのファンを魅了し続けています。この作品自体があちこちに出没する超人ロックのようです。
●『エスパー魔美』藤子・F・不二雄
ごく普通の中学生だった佐倉魔美という女の子が、ある日自分が超能力者であることに気付きます。同級生の頭のいい高畑和夫君の助けも借りながら、いろんな事件を解決していくというストーリーです。主人公が中学生で女の子というのが、藤子・F・不二雄先生の作品にしては珍しい点。魔美ちゃんのお父さんが画家で、魔美ちゃんをモデルに絵を描いているというのも本作の特徴です。ちなみに『アン子 大いに怒る』という短編漫画があって、これが本作の原形となっています。
●『凄ノ王』永井豪
普通の高校生だった朱紗(すさ)真悟は、相思相愛だった美少女・雪代小百合が不良グループに暴行されたことから超能力を覚醒させます。陰で暗躍していた超能力者集団との対決などを経て、すさまじいパワーを持つ超能力者に成長していきます。それは日本神話に現れる「スサノオノミコト」の体現でした。やがて制御できなくなった超能力は世界を滅ぼすほどの力となり……というストーリーです。残念ながら『週刊少年マガジン』で連載された最初のバージョンはこれから! というところで未完のまま終わりました。その後、小説版、続編に当たる漫画『凄ノ王伝説』などが登場しました。あのまま連載が続いていれば……と今でも語りぐさになっている作品です。
●『七夕の国』岩明均
大学で「新技能研究会」というサークルに所属している南丸洋二は、物に小さな穴を開けることができる超能力を持っていました。あるとき不可思議な殺人事件が起こります。大きな球体で人体をくりぬいたような遺体で、これは自分の能力を大きくしたものでは? と疑念を持つのです。