電気代が安くなる?平成28年4月から「電力自由化」で何が変わる?

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電気代が安くなる?平成28年4月から「電力自由化」で何が変わる?

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平成28年4月から始まる電力自由化。話題にはなっていますが、私たちの暮らしにどのように影響するでしょう?

平成28年以降の電力事情について、ファイナンシャル・プランナーの筆者と確認してみましょう。

■電力自由化って何?

現在、一般家庭の電気は、国が決めた10社の電力会社が地域ごとに独占しています。住んでいるのが首都圏なら東京電力、関西なら関西電力など、決められた電力会社からしか電気を買うことができません。平成28年4月からは、電力会社だけでなくさまざまな会社が電力を販売できることになり、どこで電気を買うかを選べるようになるのです。

電力自由化後は、電気の送配電事業を除いて、電気を作る発電や電気の小売は電力会社以外の会社も自由に参入できるようになります。自由化後はこのような形です(資源エネルギー庁HPより)。

資源エネルギー庁HPより

■小売電気業者、どんなところが登録している?

平成27年11月24日時点で、電力会社10社のほかに66社が小売電気業者として登録しています。いくつか抜粋します。東京ガス、青海ガス、須賀川瓦斯、静岡ガス&パワー、東燃ゼネラル石油、日本シェル石油、JX日鉱日石エネルギー、ミツウロコグリーンガスエネルギー、出光グリーンパワー、伊藤忠エネクス、オリックス、エヌパワーよりなどです。

火力発電や水力発電、風力発電、太陽光発電、バイオマス発電など発電方法や電気を提供する地域は、小売電気会社ごとに異なっています。

■広がる?セット料金、電気代プラスアルファ

今後は、電気代と他の料金をセット販売するサービスが増えそうです。いくつか例を挙げます。

東京ガス・・・電気とガスのセット販売。

東京電力・・・ソフトバンク携帯とのセット割引、TポイントやPontaポイントとの連携。

中部電力・・・Docomoポイントとの連携。

関西電力・・・家計簿ソフトマネーフォーワードと連携

JX日鉱日石エネルギー・・・KDDIと連携、ガソリンを値引き販売。

■電気代は安くなるの?

一番気になるのは、「電気代は安くなるの?」ということでしょうか。

現在の一般家庭の電気料金は、たくさん電気を使うと単価が高くなる仕組みです。今後は“たくさん電気を使うと安くなる”のか、“少なく使う家庭が安くなる”のか、単価の計算の仕方も小売電気会社ごとに異なってくるのではないでしょうか?

■電気を別の会社に変えると面倒じゃないの?

電気を別の小売電気会社に変えると、今までのブレーカーを取り替えるところもありますが、無料で取替えしてくれるところもあります。作られた電気を各家庭に送る仕事は、従来の電力会社10社が行うので、電気がとまったりする心配はなさそうです。万一、小売電気事業者が倒産などしても、地域ごとの電力会社が最終的に電気の供給を保障する仕組なのです。

いかがでしたか? 既に大口消費者向けに実施されている電力自由化ですが、一般家庭へ普及することで選択肢が増えそうですね。来年1月から小売事業者での受付が始まるそうです。比較検討してみるのもいいでしょう。

(拝野洋子)

【参考】

※ 資源エネルギー庁

※ 東京ガス

※ 東京電力

【画像】

※ Brian A Jackson / Shutterstock

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