2015年の流行語が決定! じゃあ江戸時代の流行語ってなに? 「そいつは日本だ!」 (2/2ページ)
倒語の流行が「しだらない」を「だらしない」にし、現在まで伝わる言葉にした、という説があります。現在でも使われる「ネタ」という言葉も、もともとは「種(たね)」の倒語といわれます。実際、江戸時代には商人が商品を「ネタ」と呼んでいました。
●おっこち
「愛人」「恋の相手」を指す言葉で、天保年間(1831年-1845年)から幕末まで長く使われた流行語です。この言葉が流行したので「おっこち絞り」という染め物まで登場し、こちらも流行しました。
●とんだ茶釜
素晴らしく良いもの、とんだ美人、という意味で使われた流行語です。もともと、明和年間(1764年-1772年)のころ、笠森稲荷の境内で営業していた水茶屋鍵屋の看板娘・お仙ちゃんが美人で有名になったところからできた言葉です。
「そいつぁ日本だ!」なんて今言うと、「何この人?」と思われそうですが、なんとなく意味は分かるような気がしませんか? それにしても倒語の流行が江戸時代にもあったというのは驚きではないでしょうか。現在につながる「文化の根っこ」はその多くが江戸時代にあるのですね。
(高橋モータース@dcp)