サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「サウンドトゥルーの末脚炸裂だ」 (2/2ページ)
あとは関西馬が圧倒していること。関東馬で連対したのは02年の勝ち馬イーグルカフェ、そしてその際の2着リージェントブラフだけ。さて、今年はどうだろう。前置きが長くなったが、では勝ち馬をあぶり出してみようか。
前述したとおり関西馬の牙城は強固だが、今回は関東馬の出番があると見ている。といっても最有力候補とも見られているノンコノユメを主力には据えられない。58キロの斤量を背負いながら古馬の強豪をも一蹴した力量からチャンスは十分すぎるほどあると思うが、休み明けで目いっぱいの競馬をした、その反動があるかもしれず、穴党としてはやはり手を出しづらい。
最も狙ってみたいのは、サウンドトゥルーだ。
前走のJBCクラシックは、コパノリッキーの2着。2馬身半差をつけられる完敗だったが、展開が不向きだったまで。直線外に持ち出して追い込んできた脚には見どころがあった。
この中間は順調そのもの。追い切りの動きは実にリズミカルで状態のよさは明らかだ。であるなら最も得意としている距離での競馬。期待していいのではないか。流れがどうなるかはわからないが、顔ぶれからコパノリッキーがマイペースの競馬ができるとは思えず、サウンドトゥルーにとって競馬はしやすいはず。
中距離系フレンチデピュティ産駒で、母系は米国の一流血脈。直線の長い中京コースでの1800メートル戦は、持ち味である強烈な末脚を生かすには、これ以上ない舞台。良馬場条件に大きく狙ってみたい。
穴中の穴は、コーリンベリーだ。短距離馬と見られて評価は低いが、控える競馬もできる馬。
「折り合いに問題があるわけではなく、落ち着き払って最高の状態」
とは小野調教師。名種牡馬ミスタープロスペクターの4×3の近親配合(奇跡の血量)馬。“一発”があっていい。