映画を2倍楽しめるかも?他の映画と同じシーンが使い回しされている6本の映画
通常は、映画やドラマを制作するときは、すべてのシーンを一から作るのが一般的だが、中には、予算やスケジュールや印象効果、その他の事情によって、他の作品で作られたシーンを使い回ししている作品もある。 いわば映画のリサイクルってやつだ。ストーリーには影響しない部分で無駄な費用を省き、製作日数を短縮する賢明な手段とも言えるだろう。これを知ってると、両方の映画のそのシーンがまた見たくなるかもしれない。 記事提供=カラパイア
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Movies That Stole Footage From Other Films
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(パラマウント/2011) アイランド(ドリームワークス/2005)

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ロボット同士の戦いを描いた『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』と、近未来の本件会社がク臓器売買や代理出産のためクローン人間を作りだす『アイランド』。まったく類似点の見つからないような2つのストーリーだが、マイケル・ベイ監督は『アイランド』のカーチェイスシーンを『トランスフォーマー』のロボットチェイスシーンに使用することで、永遠になる共通点が作られた。

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ところどころ、修正を加えているので2つの映画を別々に見ても同じシーンとは認識しがたいが、並べて見ると同じことがわかる。スタント代や制作費を抑える方法としては、最適な方法ではないだろうか。
スター・トレックVI/未知の世界(パラマウント/1991) スター・トレック/ジェネレーションズパラマウント/1994)

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他の映画からシーンを使いまわすことはあっても、同じシリーズ内で全く同じ爆発シーンを再利用する映画は珍しいだろう。TVシリーズ誕生から25年の歳月を経て遂に完結となった最終作である『未知の世界』。その爆発シーンが3年後に製作された『ジェネレーションズ』で全く同じ形で登場する。

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しかも、登場するのはクライマックスの戦闘シーン。ジェネレーションズの製作側は、結局爆発されてしまうなら、一から新しいものを作る価値はないと考えたのだろうか。
ブレードランナー(ワーナー・ブラザーズ/1982) シャイニング(ワーナー・ブラザーズ/1980)

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希代の名匠リドリー・スコット監督の作品である『ブレードランナー』。この映画は異なるバージョンがある映画として有名だ。当初、監督はエンディングをあいまいにし、主人公は人間なのかどうか、とファンに疑問を持たせたまま終わるストーリーにしたかったが、ハッピーエンディングを望む製作側が反対した。
製作側は主人公と恋人がロサンゼルスを離れて幸せに暮らすという結末を要求した。そこで監督が思いついたのが、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』のオープニングシーンだった。

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数時間にわたるヘリコプターの撮影シーンから一部を使用し、ハッピーエンディングのナレーションを加え、監督の意図とはまったく異なるハッピーエンディングが出来あがった。
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002) スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999)

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スターウォーズといえば、ジェダイ。そのジェダイが集う評議会でのシーンを使い回ししている。エピソード1はギリスのハートフォードシャー州にあるリーヴスデンスタジオにて撮影。エピソード2はオーストラリアのFOXスタジオにて撮影。

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ジョージ・ルーカスはエピソード2でもリーヴスデンスタジオが作製したシーンを使いたく、エピソード1のシーンを再使用することに決めた。ルーカスはコンピューターで当シーンを切り貼り編集。どうりでエピソード2では言葉数が少ないはずだ。
ヒットマン(20世紀フォックス/2007) ダーク・エンジェル(フォックス/2000~2001)

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世界的人気ゲームソフトを映画化したスタイリッシュ・ガン・アクション・ムービー『ヒットマン』。ゲームソフトを映画化したさいの残念感はいつものことだが、この映画には、他のゲームソフト映画とは違う点がある。
監督は主人公が遺伝子操作により産まれた人間というアイデアで十分と考えていたが、視聴者が主人公の生い立ちを実際に見る必要があると製作側が判断し、子供時代のエピソードを投入。そこで使われたのがジェシカ・アルバが主役を務めた『ダーク・エンジェル』のワンシーン。暗殺者として訓練を受けている子供たちのシーンを『ヒットマン』でそのまま使用している。

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ビルとテッドの大冒険(オライオン・ピクチャーズ/1989) 戦争と平和(パラマウント/1956)

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おバカな高校生2人組を描いたコメディー映画『ビルとテッドの大冒険』は、落第の危機が迫っているビルとテッドがタイムトラベルして歴史を学ぶというストーリーなのだが、そのタイムトラベル先で登場するナポレオン軍が他のシーンとは明らかにトーンが違うような気もする。。。
それもそのはず、ここで使われたシーンは、1956年に製作されたオードリー・ヘップバーンとヘンリー・フォンダ主演の『戦争と平和』のシーンなのだ。ちょっと違和感があるのも、この映画の見所か?

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translated melondeau / edited by parumo
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