【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第8話(後半)「もう好きにしてください」 (2/3ページ)
コプリンっていう成分がアルコールの分解を妨害するのでヒトヨタケとお酒を一緒に摂取するとひどい悪酔いを起こすみたいです」
藤沢「あの・・・」
山田「あーじゃあお酒好きな私とは相性よくないですね」
藤沢「先生!」
山田「はい?」
藤沢「正直どうでもいいです」
山田「そうですか?」
藤沢「なんでそんなに目をキラキラさせてるんですか」
山田「だってこんな展開なかなか無いじゃないですか」
藤沢「家にキノコ生えてそんな嬉しそうに図鑑を開く人もいないでしょうね」
山田「あ、藤沢さん。すごいです」
藤沢「はいはい、なんですか」
山田「イタチタケはヒトヨタケ科のキノコなのにヒトヨタケはナヨタケ科のキノコみたいです」
藤沢「いい加減このキノコ片付けていいですか?」
山田「えー折角生えたのに」
藤沢「女性の家に行ってキノコ生えてたらドン引きですよ」
山田「うーん・・・それもそうですねぇ」
藤沢「ということなので、先生は図鑑をしまってゴミ袋をさっさと運んでください」
山田「はーい」
藤沢「はぁ・・・まったく」
山田「それじゃあ運びまーす」
藤沢「お願いします・・・とりあえず、これで床のゴミもあらかた片付いたでしょう」
山田「これで、おしまいですか?」
藤沢「はい、とりあえずそれで最後です」
山田「わかりました」
藤沢「あとは・・・とりあえず床に掃除機をかけたいですね。細かい埃とかも気になるし」
山田「藤沢さん、全部玄関に運びました」
藤沢「ご苦労様です。