紅白歌合戦“ドラマチック歌姫”の60年史!【<70年第21回>「私生活」辺見マリ】 (2/2ページ)

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私のファンだったというかわいらしい理由でしたが、白組の出演者の方々が皆で止めてくれて事なきをえました。私は歌い出しに間に合わなかったらどうしよう‥‥と、そっちのほうが心配でしたね。

 その白組には西郷輝彦さんも「真夏のあらし」で7回目の出場をなさっています。マスコミにも気づかれていませんでしたが、実はこの時、すでにおつきあいしていたんです。紅白の先輩として、どんなアドバイスをいただいたか記憶にはないんですが、ただ、同じ会場で温かく見守ってもらっているという感覚はありましたね。

 結局、私にとっての紅白は、その2年後に西郷さんと結婚して引退したこともあり、この1度きりに終わりました。それゆえに、私にとっても歌い慣れた、またテレビの前でも期待されていた「♪やめてェ」を歌いたかったという思いが残ります。

 離婚後に芸能活動を再開させて、NHKでも「経験」が解禁になって、司会の方に「思う存分、歌ってください」と紹介されました。うれしい半面、「何で今なの?」と思わずにいられませんでしたね。

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