セ新監督・高橋由伸VSラミレス「DeNAが優勝する」これだけの理由 (2/3ページ)

日刊大衆

口の悪い関係者からは、“今年の巨人の最大の補強はマイコラスの残留だ”と皮肉られる始末です」(スポーツ紙デスク)

 移籍交渉の際、FA移籍をアピールする脇谷が「死に物狂いで頑張ります」と訴えたのに対して、由伸監督が電話口で「当たり前だ」と喝を入れたと報じられている。自らを慕い、一緒に自主トレを行うなど仲の良かった後輩が復帰することがうれしくないはずはないのだが、あえて突き放した言い方をしたこと自体、由伸監督自身の危機感の現れだろう。

「なにしろ今季の巨人のチーム打率は、セの6球団で最低。打撃十傑に一人も入らないという惨状でした。この貧打をなんとかやりくりして2位に持っていったのは、それこそ原前監督の非情とも言える采配によるもの。新人の由伸監督が原前監督以上の非情さを見せられるとは思えません。決して来季の楽観はできません」(巨人軍担当記者)

 一方のラミレス。現役時代、「ゲッツ」や「ラミちゃんぺっ」といったパフォーマンスが目立った選手だっただけに、中畑清前監督の突然の辞任によって、突如、監督就任のお鉢が回ってきた理由も、前述の通り、指揮官としての手腕は二の次だったという見方がもっぱらだ。「DeNAが、ラミレスを監督に選んだ最大の理由は発信力の強さ。中畑前監督もそうでしたが、いわゆる“人寄せパンダ”的な役割を期待しての監督招聘というのが、DeNAフロントの基本的な考え方でしょう」(スポーツ紙デスク)

 しかし、前出の橋本氏はラミレス監督を評し、「ただの面白い人」ではない、と断言する。「彼は日本球界に長くいるし、多くのチームを経験しているだけに引き出しも多い」 実は、ラミレスの日本球界での出発点はヤクルト。つまり、野村ID野球の流れを汲んでいるのだ。橋本氏が言う。「来日したばかりのラミレスは引っ張り専門バッターで特に怖さを感じることはなかったんですが、努力を重ねて徐々に広角に打てるようになっていきました」

 ラミレスは、現役時代から独自の分析ノートを取っていて、配球を研究していたという。「自分は日本球界で生きていくんだと決意し、必死で日本野球を研究した彼の持論は、“投手よりも捕手の配球を研究すべし”というものです。

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