紅白歌合戦“ドラマチック歌姫”の60年史!【<72年第23回>「どうにもとまらない」山本リンダ】 (2/2ページ)
いつもはパンタロンにヘソの上で結んだ赤いブラウスですが、さすがにそれでは出られない。1度、ヘソ上まであるパンタロンを着ましたが、それだと曲の感じが出ない。
そこで作戦を立てました。ブラウスをいつもより下で結んで、リハーサルでは踊りも抑えめにして、本番では「エイヤッ!」とほどけるような激しい踊りでヘソ出し成功。以来、紅白も含めて「解禁」にこぎつけました(笑)。
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世界千夜一夜シリーズと名付けられて「狙いうち」(73年)などヒットを連発。紅白も3年連続で出場していたが、80年代以降、再び停滞期に入った。
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それまでは「まだ歌っているの?」と言われることもありましたが、90年代に入って子供たちからサインを頼まれたんです。どうして、この子たちがと思ったら、アニメの「ちびまる子ちゃん」で使われていたんですね。
さらに、米米CLUBがステージで「リンダメドレー」をやってくれていたり、六本木や新宿の踊るほうのクラブで「リンダタイム」が盛り上がっていたり。
それが“第3次ブーム”と呼ばれ、91年の紅白に17年ぶりに復帰することができたんです。その年はレコード大賞でも特別賞をいただきましたし、紅白では「どうにもとまらない~狙いうち」のメドレーだったので、ステージ上での早着替えをやりました。
クラブで踊る若い人たちがブームを作ってくれたと思うと、ずっと歌っていてよかったなと感じましたね。