モランボン楽団が中国公演をドタキャン…裏に何が? (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

かつて、金正恩氏の恋人として取り沙汰されたこともある女性だ。もしかすると、中国側が金正恩氏と玄松月氏の過去を報じて、それに北朝鮮が反発したこともありうる。

あるいは、団員らが何らかのスキャンダルに見舞われた可能性もゼロではない。過去に芸術団員が「淫乱動画スキャンダル」に巻き込まれ粛清・処刑された例もある。

今年3月にも、金正恩氏の夫人・李雪主氏がかつて所属していた銀河管弦楽団の芸術関係者が、「韓国人スパイ」と関係をもった容疑で公開処刑されたばかりだ。それも、400~500人の前に引き出し、機関銃で体を粉々にするなど残 忍な処刑方法でだ。

いずれにせよ、今回のドタキャンは中朝関係修復ムードに水を差した。金正恩氏は、モランボン楽団の公演成功を足がかりに、初の中国外遊を見据えていたのだろう。そのうえで、来年5月に開かれる朝鮮労働党 第7回大会に、中国共産党の要人、とりわけ習近平氏を招請するつもりだったと見られる。

そんなシナリオが、根底から崩される可能性が出てきた。

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