【アニメ漫画キャラの魅力】ギルドの要!謎多きS級魔道師「ミストガン」の魅力とは!?『FAIRY TAIL』 (2/2ページ)

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そして、フィオーレで魔導士と呼ばれる存在は、自らの身体に魔力を宿しています。それに対し「ミストガン」は、アースランドとは別の次元に存在するエドラス王国(以下エドラス)出身です。エドラスは、世界に魔力自体は存在しますが、人間の身体の中に魔力は存在しません。また、アースランドは魔力が無限であるのに対し、エドラスの魔力は有限なのが大きな特徴となっています。

 双方の国でも魔力は生活の一部。使い続けていれば当然尽きてしまうという事で、エドラスの王は、“超亜空間魔法アニマ”(以下アニマ)という巨大魔法を使い、6年に渡ってアースランドの魔力をエドラス側に送ろうとしていました。その陰謀を裏で阻止していたのが「ミストガン」です。彼はエドラスの王子として生まれ、幼い頃より父親の考えに気付きアースランドに一人降り立ちます。しかし、本編のエドラス編序盤で、巨大過ぎるアニマにギルド全体が飲み込まれてしまうのです・・・。

■ミストガンが残してくれたもの

 ミストガンを語る上でもっとも重要なストーリー。それは、やはりエドラス編最後のシーンでしょう。エドラスに乗り込んだナツたちの活躍で、ギルドはアースランドへと戻っていきます。しかし、魔力がある以上、エドラスでは争いが絶えないと考えたミストガンは、大きな決断をします。

 アニマを逆展開させ、魔力全体をアースランドへ流し込もうと考えたのです。混乱を収めるためとはいえ、常人には真似出来ない大きな決断。そして、幼い頃に助けられた「パンサー・リリー」を英雄にする為に、自らを悪役にして処刑してくれと頼みます。そんなことを許せるはずがないと、リリーの説得により自分を犠牲にする事を改めたミストガンですが、それでは魔力を失った国民の混乱は避けられません・・・。

 そこで登場したのがナツたちです。アニマを逆展開させた事により、体内に魔力を持つ者たちもアースランドに流れるという事を知っていたナツたちは、自分たちを大魔王と称し、街を破壊し始めるのです。悪役になり「ミストガン」に倒させる事で、新たな王としてエドラス復興への道しるべになろうと・・・。

 ナツたちの心意気にも驚かされますが、その後の「パンサー・リリー」と「ミストガン」の別れの場面。声には出さずに語り合う姿に感動を覚えました。

リリー「変化に素早く順応する必要なんてありません。もっとゆっくりでいいのです」
ミストガン「ああ・・・」

 涙ながらに答える最後の姿はとても印象的です。その後のストーリーでエドラスは登場しませんが、新たな王として国を良い方向へと導いてくれている事を願います。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:NAOTO(キャラペディア公式ライター【バンタンゲームアカデミー ゲームライター専攻】)

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