魔の2歳児へのイライラが消えてくる!「心のABCモデル」って? (2/2ページ)
心のABCモデルとは、人間の感情や行動が発生する仕組を説明しているもので、
A:なにかが起こったとき
B:その出来事をどう解釈するかによって
C:それに続く感情や行動が導きだされる
つまり、どんな状況でも、「B」の解釈次第で、「C」の感情や行動を変えることができる、というもの。
ママのイライラをこのモデルに当てはめると、こうなります。
A:きっかけとなる出来事=子供がイヤイヤをする
B:ママの解釈=■?■?■?■?■
C:ママの感情や行動=イライラして怒鳴る
“B”のブラックボックスにはどのような解釈が入るのでしょうか?
イライラの背景には、決まって次のような思いが隠れています。
“親の言うことは1回で聞くべき”
“盛り付けたごはんは全て食べるべき”
“パパはもっと気がつくべき”
全てが“べきべき”になっています。たしかに、盛り付けたごはんは全て食べてくれたら理想ですし、パパがもっと気がついてくれたらとても助かります。でも、心の中で自分なりの定義を叫んでも、相手はそう思っていないかもしれません。
その結果、相手には届かず、イライラという形になって全て自分に返ってきてしまうのです。
■イライラ解消の「ABCモデル」とは?
イライラしにくくするには、Bを変えていくことがポイント。
A:子供がイヤイヤと反抗するとき、
B :「こんなこともあるわ」「魔の2歳はこんなもんよ」「私なら、何とか対処できるはず」と、でんと構えた捉え方ができると、
C:イライラせずに、冷静に向き合えたり、別の作戦で子供の反抗心をそらせる
ようになっていくのです。
いかがでしたか?
真っ赤な顔をして泣きわめくわが子を前に、冷静でいるのはとても難しいものです。でも、感情的にリアクションしても、決していいことはありません。まずはじめは、小さな意識から。「魔の2歳児はこんなもんよ」と心の中でつぶやいてみてください。
【著者略歴】
※ 佐藤めぐみ…専門家ライター。育児相談室『ポジカフェ』主宰。最新心理学を用いた叱り方メソッド、やる気アップ法、育児ストレス診断などが専門。著書に『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』など。
【画像】
※ Monkey Business Images / PIXTA