【フィギュア】GPファイナルに現れた安藤美姫に非難「羽生結弦の演技が台無し」

デイリーニュースオンライン

安藤美姫オフィシャルウェブサイトより
安藤美姫オフィシャルウェブサイトより

 12月13日に放送され、フィギュアスケーターの羽生結弦がショートプログラム・フリー合わせて330.43点の世界最高点をマークして話題になった「フィギュアスケートグランプリファイナル世界一決定戦2015」(後7・25〜10・10、テレビ朝日系)。番組終盤にはエキシビジョンが放送されたが、スケートリンクに姿を現した元フィギュアスケーター・安藤美姫に猛烈な非難が飛んだ。

陰陽師・羽生結弦、録画放送で「下町ロケット」倒す

 陰陽師・安倍晴明をモチーフにした演技でファンを魅了した羽生の独壇場で終わったGPファイナルは、平均視聴率20.7%を記録した。なかでも瞬間最高は、羽生が表彰台で喜ぶシーン。29.2%を記録している。

 しかし同番組はあくまで、スペイン・バルセロナで行なわれた本大会の録画放送だった。それでも放送に連動して、ファンの"羽生愛"もSNS上で大爆発。「異次元すぎて異次元が異次元すぎるよ羽生さん!!」「羽生君を見ながら仕事してるけど、麗しすぎて手が止まる。ああああああああ」「羽生くんを楽しみに今日を生きてきたよ」「羽生くんの安倍晴明ィイィィンオオオオォォォオオオ(白目」「あっもうすぐ…もうすぐ羽生ああ羽生くん可愛いねえペロペロ」と発狂気味のコメントが目立った。

 さらに驚きは、同時間帯に放送された人気ドラマ「下町ロケット」(TBS系)第9話の平均視聴率18.2%を上回ったこと。"セミファイナル"と銘打った同ドラマは15分拡大して放送されたが、羽生が世界最高得点をマークしたことが良い宣伝となったのか、視聴率で敗北。放送時も、「結果がわかっていても羽生君は見たい」「羽生は観なければ。歴史的な演技」「家族全員羽生君ファンで下町ロケットが見られません」「おかんが羽生くん好きすぎてテレビの前でうるさい」と羽生ファンの熱狂ぶりがうかがえた。

「もはや浅田真央ちゃんに取って代わる存在。実力、人気ともに規格外で"異次元"という言葉が似合います。以前から言われていることですが、羽生の時代は当分続くでしょう。時に迫力がありすぎて『怖い』という女性視聴者の声も聞かれますが、それを和ませるように画面にプーさんアイテムが映り込む。彼がプーさん好きなだけなんですが、小技が効きすぎてズルいですよね」(芸能関係者)

 羽生は既報どおり世界最高の演技を行い、結果を見て涙し、表彰台で歓喜の笑みを見せた。羽生の一挙手一投足にファンが興奮しっぱなしのなか、本大会の出場者たちが参加して大団円となったエキシビジョンの映像が流れると、そこにはなぜか安藤の姿があった。

 目下、交際中であるハビエル・フェルナンデスに招かれ、サプライズゲストとしてエキシビジョンのリンクに登場した安藤。真っ赤なドレスに身を包み、「情熱的な演技」を披露した。

 だが我が子の父親問題で世間を騒がせた安藤だけに、羽生を応援していたファンはビックリ。同番組の合間の取材映像で、狂言師の野村萬斎が羽生を「時間と空間をまとい支配した感じ」と評したが、安藤はネット上の空気を凍りつかせ、「出場選手でもないのに邪魔」「意味不明、なんで出てくるの?」と非難を受けている。

 他にも「最初はデマかと思ったけど本当にいて笑った」「完全に恋愛をビジネス化してるし」と揶揄する声や、恋人のハビエルに対して「目を醒ませハビエル」と訴えたり「(安藤の)どこがいいんだろうな」とボヤくユーザーも。また「鉄のメンタルだな。浅田は見習うべき」「真央ちゃんもこのくらいの厚かましさが必要だな」と、胃腸炎の影響で同大会6位に終わって途中帰国した浅田に意見を送る声もあった。

「過去にも電話出演だけでいいところを緊急生出演するなど積極性を見せる安藤ですが、今回は本当にハビエルに招かれただけではないでしょう。TVカメラが安藤をあまり追っていなかったというのもありますが、彼女も多少なり羽生たち出場者に気を遣っていたのではないでしょうか。もしあのリンクで羽生に抱きつきでもすれば、ファンが殺気立って日本に帰ってこれませんよ」(同上)

 非難轟々の安藤。今度はどんな局面に姿を現すのか。

(取材・文/蒼木学)

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