北の美女楽団「ドタキャン問題」でガッカリな中国 (2/2ページ)
主要国は、北朝鮮の行動を抑え込む「能力と手段」の開発に今から取り組まねば、これまでの20年間と同じ失敗を繰り返し、より大きな脅威と向き合うことにもなりかねない。
現にいま、日米韓はその思惑のズレから、金正恩氏に時間的余裕を与える形になっている。
いま、北朝鮮問題で中国に期待することがあるとすれば、金正恩氏をよりよく把握し、北朝鮮の深奥に意思疎通のルートを確保することだ。そのためなら、「水爆発言」の1回や2回、大したことないではないか。
もっとも、ドタキャン帰国の原因が「水爆発言」のほかにあったなら話は別だ。実は、公演が予定されていた12月12日に中国は「忌まわしい記憶」を持っており、金正恩氏は、それを敢えて刺激しようとしていたフシがあるのだが、それについては次回、具体的に述べることにする。