ついにモナリザの新の姿が明かされた!?モナリザにまつわる謎まとめ
イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた名画『モナ・リザ』。 「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」と言われています。 この作品は未だ謎が多く、現在に至るまで人々を魅了し続け、研究の対象となってきたのですが…。 先日、『モナ・リザ』を研究していたフランスの科学者が、『モナ・リザ』の下に3つの肖像画が隠されていたことが分かったと発表しました。 これにより、『モナ・リザ』の新の姿が明らかになるかもしれないのだとか…?
『モナ・リザ』下に隠された3つの肖像画
この研究を行ったのはフランスの科学者パスカル・コット氏。
彼は多重スペクトルカメラを用いて『モナ・リザ』の表面に強い光を当て、その反射を測定することで、絵の具の層と層の間に描かれた内容を浮かび上がらせることに成功したのです。
コット氏は『モナ・リザ』の下に描かれていた、という3つの肖像画のうち1つは、『モナ・リザ』のモデルになったと言われる女性、リザ・デル・ジョコンドの実際の姿だと推測。
「この女性は遠くに視線を向けていて、『モナ・リザ』のような微笑は浮かべていない。これこそがジョコンドの真の姿だと確信した」と語っています。
この発見は美術業界の歴史を一変させる、驚くべきものだと騒然とさせています。
まだまだ謎の多い名画『モナ・リザ』

新たな事実が判明した『モナ・リザ』ですが、この名画に関する謎は多くの研究者がこぞって解明しようとしているにも関わらず、まだまだたくさん残されています。
そこで今回は、『モナ・リザ』にまつわる噂・都市伝説などの考察、憶測についてまとめてみました。
①『モナ・リザ』のモデルは誰なのか
現在、『モナ・リザ』のモデルとして最も有力な説となっているのが、フィレンツェの富豪フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻であるエリザベッタ・デル・ジョコンド。
これはダ・ヴィンチの生涯を『美術家列伝』に記したジョルジョ・ヴァザーリが、エリザベッタがモデルであるとし、「モナは婦人、リザはエリザベッタの愛称を意味する」と記していること、また、ダ・ヴィンチの知人とされるフィレンツェ市の役人が1503年10月の蔵書に「ダ・ヴィンチが3枚の絵の制作をしている」と書き込み、そのうちの1枚が彼女の肖像だと明記していることから有力な説となっています。
しかし、この説に異を唱える者も多く、このほかにも、ナポリ公妃コスタンツァ・ダヴァロス、ミラノ公妃イサベラ・ダラゴーナ、侯爵夫人イザベラ・デステなどの人物がモデルの可能性を指摘されていますが、いずれも確証はありません。
ダ・ヴィンチ自身を描いた“自画像”であるという説も根強いです。
③『モナ・リザ』の微笑
『モナ・リザ』に描かれた女性が浮かべている謎めいた微笑は、幾度となく多くの議論の的となっています。
彼女の表情が謎めいて見える要因は、“左右で違う感情をしているから”と言われ、左半分が悲しみ、右半分は喜びを表しているとされています。一説によると、愛する子どもの病死を悲しむ表情と、楽隊の音楽に心を和ませる表情を、天才芸術家ダ・ヴィンチが心の中で結合させ、一枚の絵として顔の右側と左側に描き分けているのだと推測されています。
また、2005年にオランダのアムステルダム大学とアメリカのイリノイ大学が共同開発した感情認識ソフトを導入したコンピューターによって、『モナ・リザ』の微笑みに含まれる感情を解析したところ、「83%の幸せ・9%の嫌悪・6%の恐怖・2%の怒り」と判断されました。
まだまだ未知の世界が広がる名画『モナ・リザ』。
すべての謎が解けるその日まで、研究は続けられていくのでしょう。
②『モナ・リザ』は妊婦だった?
2004年にカナダ国立研究機構が『モナ・リザ』の赤外線三次元分析を実施した結果、『モナ・リザ』が身につけている半透明の紗のヴェールが、“グアルネッロ”と呼ばれる、妊娠中あるいは出産直後の女性が使用していたものだと結論付けました。
2006年には赤外線カメラによる精査から制作初期の『モナ・リザ』にはボンネットを着けて束ねられた髪型の女性が描かれていたが、制作過程のどこかの時点で、ダ・ヴィンチが現在の髪型へと変更したことが判明しています。
また、イギリスのケネス・ギール博士は、「『モナ・リザ』のふくよかな顔は、明らかにホルモンの影響を受けて、ふっくらとしている妊娠特有のもの」と語っています。