それでも安倍政権を支持する理由「サイレントマジョリティの真実」 (2/3ページ)

日刊大衆

ホームページはもちろん、安倍首相みずからフェイスブックやツイッターなどのSNSで発信し、フォロワーも数多く持っている。「新聞やテレビ報道よりも、どこで、どんなことをしているのか、リアルタイムで細かく分かりますし、うまく新しいものに対応していますね。積極的に情報をオープンにする姿勢を見せるだけでも、イメージは良くなります」(春香さん)

 とはいえ、かつて安倍首相のツイッターで、なぜか山本一太参院議員が投稿しているとおぼしき人物がツイートをしたり、秘書の投稿が多かったりなど、完全には活用しているとは、とても言えない。春香さんも、「一般の人たちは、あまり見ていないと思う」と指摘しており、ネット活用はあくまでイメージ戦略の一つだろう。このように安倍政権が支持される理由というのは、いろいろと考えられるのだが、やはり最も大きいのが“代わりがいない”こと。そう、野党の存在感があまりになさすぎるのだ。最大野党である民主党は、自民党に大敗して以来、内部抗争でガタガタ。一時は急伸した橋下徹大阪市長率いる維新の党も、さまざまな紆余曲折を経たあげくに分裂。みんなの党は解党と、自民党以外に頼りにできる政党が皆無なのだ。

 ちなみに時事通信が実施した10月の世論調査によると、支持する理由で最も多いのが〈他に適当な人がいない〉というのが15%で最も多く、次に〈リーダーシップがある〉というのが12.5%で続いた。やはり国民は“代わりがいない”ということを実感している。「もちろん人気の理由は閣僚メンバーそれぞれに負うところもある。首相をはじめ、クールに会見を取り仕切る菅義偉官房長官など、各派閥に配慮しつつ、個性的な閣僚が揃っています」(前出の政治部デスク)

 それに加えて、党内人事も巧妙で、「仲の良い甘利明氏をTPP担当相に起用し、谷垣氏や石破氏も上手く配置して、波風が立たないようにしている。野党だけでなく、自民党内に敵がいないのは強みです」(前同)

 しかし、安倍政権を批判する勢力は党内や野党だけではない。前述した安保法案への抗議行動など、国会外でも“反安倍”の動きは若者にも広がっているように思えるのだが……。

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