「ねぇママ、サンタさんって本当にいるの?」の疑問に答えてくれるクリスマス絵本3選
もうすぐクリスマスです。「サンタクロースって本当にいるの?」無垢な瞳で見つめられながら、そんな風にわが子から聞かれたら、どんな風に答えますか? または、「サンタって、ほんとうはいないんじゃないの?」と、試すように言われたら、あなたならどうしますか?
今回は、四児の母であり、子育てアドバイザーである筆者がそんな質問をするようになった子ども達に読んであげたい絵本を3冊ご紹介します。
■1:「サンタさんって何してるの?」に答えてくれる絵本
●『あのね、サンタの国ではね・・・』嘉納 純子(作)黒井 健(画)
「たくさんの子どもに、たくさんのおもちゃ、サンタさんはどうやって用意しているのかな?」「夏はなにもすることがないのかな?」そんな疑問への答えはこの絵本にあります。
サンタさんが夏の間にせっせとおもちゃを用意出来るのは、こんな仕組みがあったんだ!と、驚き納得する楽しい絵本です。
■2:子ども達の心に、“サンタさんと大人の優しさ”を残してくれる絵本
●『子うさぎましろのお話』佐々木たづ(作)三好碩也(画)
ここには、毎年来てプレゼントをくれる、“おなじみ”のサンタさんが登場します。子ウサギのましろは、もうひとつプレゼントが欲しくて身体を黒く塗り、黒ウサギになります。すべてお見通しのサンタさんでしたが、雪の中をやってきたましろを温かくくるみ、自分のサンドイッチをあげて、プレゼントをくれるのです。
あわよくばプレゼントをもう一つ、と願うましろの気持ちが分からない子はいないでしょう。最後の素晴らしいシーンはまるで、悪い子だった自分がサンタさんだけではな世界に許されたような、そんな温かくも泣きたい気分にさせてくれる絵本です。
■3:大事なのは“大人の心のあり方”ということを教えてくれる絵本
●『サンタクロースって いるんでしょうか?』中村妙子(訳)東逸子(画)
アメリカの新聞社に、ある日8歳の女の子からの投書が届きました。「おねがいです。おしえてください。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?」まるで世界中の子ども達の気持ちを代弁したかのようなこの質問に対する答えとして、新聞社は社説を出しました。その社説を訳したのが、この本です。ですからこれは実話です。
質問した女の子は大きくなって、病気の子のための学校の、副校長先生になったそうです。大人の子どもを大切に思う真心は、事実の正否には全く関わらず、子どもの心にあたたかな光を灯し、優しい心を育ててくれる。そんな回答の仕方を教えてくれる本です。
いかがでしたか。
わが家は上はもうすぐ中学生、下は幼稚園生ですが、まだまだサンタさんにはよくしてもらっています。彼らはクリスマスが本当に楽しみなのです。きっとこれから、上の子達が自然に事実を知ったとき、弟妹に対して信じる気持ちを大事にふるまってくれることと思います。なぜなら、自分達がクリスマスに幸せなイメージを抱いているからです。
次の世代にもこの思い出が伝わるよう、家族で幸せな思い出が作れるといいですね。クリスマスがやってくる前に、上記の本をぜひ読んであげてみてくださいね。
【参考】
※ 嘉納 純子(作)黒井 健(画)(1982)『あのね、サンタの国ではね・・・』(偕成社)
※ 佐々木たづ(作)三好碩也(画)(1982)『子うさぎましろのお話』(ポプラ社)
※ 中村妙子(訳)東逸子(画)(1986)『サンタクロースって いるんでしょうか?』(偕成社)
【画像】
※ Tomsickova Tatyana / Shutterstock
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。