「睡眠」が大きなカギだった!妊娠力をUPさせる眠り方3つ
「8時間寝たはずなのに寝た気がしない……」なんてことありませんか? これは睡眠の質に問題があるのですが、実はこの“睡眠”が不妊と深く関わりがあることをご存じでしたか?
今日はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、妊娠力UPのために知っておきたい睡眠法についてお伝えします。
■睡眠と不妊の関係
睡眠にはノンレム睡眠(眠りが深い状態)とレム睡眠(身体が休眠状態で脳の眠りが浅い状態)の2種類があります。ノンレム睡眠、レム睡眠と90分毎に入れ替わるのですが、最初のノンレム睡眠の時にホルモンの分泌が活発になるそうです。
ですので、睡眠が不調だと女性ホルモンの分泌がうまくいかず不妊の原因になると言われています。
■「陰と陽」の時間帯って?
今回は、もともとアーユルヴェーダと繋がりのある漢方の“陰陽説”もご紹介したいと思います。漢方では昼間は陽、日が暮れると陰となってバランスをとっていると考えられています。
人間の1日を陰陽で表すと、
・6:00~12:00・・・陽中の陽(仕事や活動に一番適した時間帯)
・12:00~18:00・・・陽中の陰(活動のペースが少し落ちてくる時間帯)
・18:00~0:00・・・陰中の陰(身体が休むモードに入ってくる時間帯)
・0:00~6:00・・・陰中の陽(完全に身体を休めたほうが良い時間帯)
この陰陽の時間帯に合わせて生活をすると健康に生きることができるということです。
■「妊娠力をUPする」睡眠のための3つのポイント
漢方では深夜1:00を過ぎると睡眠の質が下がり、卵巣機能をコントロールしている腎が弱ってしまうそうです。“陰中の陰”の時間帯が最も睡眠に適していて、0:00までには寝ることをおすすめしています。
アーユルヴェーダでは、夜は22:00までに寝ることをすすめています。その理由は、22:00以降の時間になると脳や神経が活発な時間帯に入るため深い睡眠を得ることができないからです。
かといって今すぐにこのような生活を送ることは難しいですよね?
睡眠のためにもストレスを減らすためにも、仕事を辞めて妊活ができれば理想なのかもしれませんが、不妊治療をされている人は多額の治療費がかかるため、家計の負担をおさえるためにも共働きが不可欠だったりします。
そうなると仕事を終え、帰宅し夕食を作ってお風呂に入って22:00頃になってしまう方がほとんどだと思います。そんな方はまず、睡眠を深くする以下3つのポイントだけおさえておきましょう。
(1)入浴は熱すぎない温度で、つかる時間は5分程にする。熱すぎたり温まりすぎると交感神経が高まってしまいます。
(2)TVは22:00以降見ない。目に入る光によって脳や神経が活発になってしまいます。
(3)眠れない時にはホットミルクを飲みましょう。高ぶった神経を鎮めてくれます。
これらのポイントをおさえて、入眠モードに切り替え睡眠の質を高めていただきたいと思います。
22:00にベッドに入れないことでストレスを感じてはもともこもないですから、漢方医の先生方がすすめられるように、最低0:00には眠りにつけるようにすれば良いのかなと思います。
いかがでしたか?
基本はやはり“早寝早起き”です。今回は寝る時間についてメインにお伝えしましたが、“早起き”も身体の機能を整える上でとても重要になります。「0:00までには寝て6:30までには必ず起きる」という習慣を明日から実行してみてください。
【参考】
※ 不妊と睡眠の深い関係 – 大谷レディスクリニック
※ 寺師 碩甫(2011)『不妊は漢方で治せる 妊娠力アップで、赤ちゃんを授かる!』(河出書房新社)
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。
【画像】
※ Africa Studio / Shutterstock