かえって悪影響かも…!子どもの強い精神力が育たない「悪しき平等主義」って? (2/2ページ)
(4)習い事
あるママが幼児教室に通わせていました。しばらくしてクラスに新しい生徒が入ってきました。この子は席を立ち奇声を発しているため、他の子ども達は授業に全く集中できなくなりました。
この状況にクレームを言った保護者は塾側から「世の中にはいろんなタイプの人がいることを知る経験になります。また、そういう子どもに手を差し伸べる思いやりの心も育ちます」と言われました。
幼稚園、保育園、学校であればそれも必要です、集団生活を通して社会性を学ばせる場でもあるからです。でも習い事はそこに通わせている保護者が“英語を習得させたい”“小学校受験のため勉強させたい”と明確な目的があって時間とお金を投資して週1回わが子を通わせています。
そこで他の生徒のため授業が妨害されるのを我慢しなくはならないのは少しおかしな話です。 塾側も受け入れる生徒を選ぶ、他の生徒への影響も考える必要があるのではないでしょうか。
いかがでしたか。
走るのが早い子、遅い子、身体が大きい子小さい子、貧しい家に生まれる人、経済的に豊かな家庭に生まれる人など人はみな生まれながらにして不平等です。 生まれた国も家柄も違います。学力の差もあります。
ですが、一旦社会に出れば競争社会です。子どもの頃、常にみんな平等にという中で育つと、強い精神力は却って育ちません。
他者との違いがはっきりしても“あなたはあなたのままでいい、他と違っていてもそれは価値のないことではない”と教えればよいことで、それが教育ではないでしょうか。
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