「立ち会い出産」希望するorしない?先輩ママが教えるメリット・デメリット
妊婦健診で「立ち会い出産を希望されますか?」という質問に対して「少し考えさせてください」と答えたまま、出産直前まで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「夫は私が大声を出しながら産む姿を見てどう思うかな……」「立ち会うと夫は妻を女性として見れなくなるとか聞くけど……」と様々な思いで頭がいっぱいになり、なかなか決断に踏み切れないことと思います。
そこで今日は、今年第一子を出産したばかりの筆者が、“立ち会い出産のメリット・デメリット”についてお伝えします。
■立ち会い出産の割合
厚生労働省による全国調査結果によると、ラマーズ法が導入されることに伴い、立ち会い出産が徐々に広まっていることが分かります。では、実際の割合としてはどうなのでしょうか。
陣痛室での付添いをするのは・・・夫63%、親31%、その他の人6%、誰もいない13%
分娩室での立ち会いは・・・夫53%、親12%、その他5%、誰もいない41%
どちらも半数以上が夫が立ち会っているようですが、分娩室になると、夫以外は急激に“誰もいない”の割合が増えています。生まれる瞬間はあまり見られたくないというママはまだ多いようです。
■立ち会い出産のメリット・デメリット
もし夫が立ち会い出産をした場合のメリット・デメリットはどんなことが挙げられるのかをご紹介します。
●メリット
(1)夫が「自分の子供なんだ」という自覚を強く持てる
(2)妻に感謝の気持ちを持ちやすくなる
(3)妻の不安・孤独感が軽減される
(4)家族の絆が深くなる
●デメリット
(1)血を見ることが苦手な男性は気分が悪くなることもある
(2)出産中に野性的になってしまう妻に対して、夫のその後の妻への見方が変わってしまう
(3)何もできない夫を見て妻がイライラする
(4)妻に「恥ずかしい」という意識があれば緊張してしまい、リラックスしたお産ができない
■立ち会い出産を成功させるコツ
まずはご夫婦で話し合いを充分にして、立ち会う場合にはきちんとシュミレーションをしておいた方が良いかと思います。というのもいざとなった時にどうして良いか分からない男性が多いからです。
女性の場合は、いざ出産本番になった時に自分がどのような心情になるのかその時にならないと分からないかと思います。
筆者の場合、立ち会いをしたものの、動物的本能なのか、途中から“誰にも見られたくない、一人で産みたい”という気持ちになり、主人には席をはずしてもらい、助産師さんにも「お腹に触れないでください」と言ってしまった経験があります。
そのため、もし立ち会い出産をすると決めた場合でも「もしかしたら出産の時は不安から何かひどいことを言ってしまうかもしれないけれどその時は許してね」と事前にご主人に説明をして、いざという時に備えておいてください。
いかがでしたか?
立ち会い出産が半数以上いるからと言って、どの御夫婦にもそれが良いとは限りませんし、急なお産になってしまい立ち合いを望んでいたけど、夫が間に合わなかった……なんて話もよくあります。
色んなケースがあって正解はないですが、大切なのは“ご夫婦が相手を思いやり、一番良い心の状態でわが子を迎える”ことだと思います。
立ち会う、立ち会わないに関係なく「2人で頑張って出産を迎えようね」という意識を夫に持ってもらえるようにしておくと良いですね。
【参考】
※ 分娩期に医療者以外の付添い(立会い)が居るか? – 厚生科学研究補助金 政策科学総合研究事業
【画像】
※ Levichev Dmitry / Shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。