ツッコミづらい……会話で「相手の間違い」に気づいたとき、否定せずに上手く指摘するコツ

会話をしているときに、ふと相手の間違いに気付いてしまうことってありますよね。訂正するべき? それとも流すべき!? 他愛もない会話なら、おそらく流しても問題はないでしょう。しかし、もしもこれが仕事だったら……!? 取り返しのつかない事態に陥る可能性もあります。こんなとき、上手に間違いを指摘するテクニックを紹介します。
■「それ、間違っています!」はNG
もしも会社の先輩や上司、もしくは同僚から、間違った内容を聞かされた場合……瞬間的に「それ、間違っています!」と思う方は少なくないでしょう。実際に、思ったことをそのまま口に出してしまうケースもありますよね。間違いを指摘することは、決して誤っていることではありません。結果的に相手のためにもなるのですが……そうした意図は、残念ながら伝わりにくいもの。即座に「それ、間違っています!」と伝えることは、相手の発言そのものを否定しているように思われる可能性も高いのです。
無意識の発言で相手をムッとさせても、良いことは一つもありません。円滑なコミュニケーションが損なわれるばかりか、口論となり、自分自身の評価を落としてしまいかねないのです。
■大切なのは、いったん受け入れること
間違いを指摘することは正しくても、相手のプライドを傷つける方法は間違っています。自分のためにも相手のためにも、より良い方法を探り、そして身につけておきましょう。そのためのコツは、相手の言葉をきちんと一度受け止めること。「なるほど。○○ということなのですね」という一言を伝えるだけで、相手の中には満足感が生まれます。協調的な雰囲気が生まれ、その後の会話もスムーズに進むようになるのです。
■質問、もしくは非決定的な言葉で
相手の間違いに気付きながらも、相手の話をいったん受け止めたら、ついに間違いを指摘するべき瞬間がやってきます。このときのコツは、あくまで穏やかに、そして断定的な言葉を避けることです。そのために活用しやすいのが、「質問」の形を借りた指摘の方法です。「以前は△△でしたが、今回は○○という形でよろしいでしょうか?」といった言い方をすれば、相手の脳内にも自然と疑問が浮かび上がるはず。もう一度正しい情報を確認し、あなたに伝えてくれることでしょう。この場合、間違いを指摘されたわけではなく、あくまで「自分で気付いた」というスタイルになりますから、お互いに気持ち良くやりとりができるはずです。
残念ながら、質問をしてもこちらの意図に気付いてもらえなかった場合……さらに一歩踏み込む必要があるでしょう。そんなときに使えるのが、非決定的な言葉です。「あなたの発言は絶対に間違っています」と言い切るのではなく、「あなたの意見はわかりましたが、私としては△△かもしれないと思うのですが……」といった、柔らかい表現を使ってください。「大変恐縮なのですが」や「私の勘違いでしたら申し訳ありません」という言葉を同時に用いることで、相手への気遣いを示すことができます。
職場でうまく立ち回るためにも、コミュニケーション能力は必須! 相手の間違いに気付いてしまったときには、ぜひこんなテクニックを実践してみてくださいね。
(ファナティック)