なぜか愛される人のヒミツ!義理両親、ママ友、夫を自然と味方につける「自己開示法」って?
誰だって、人からは良い印象を持たれたいもの。「充実した生活を送っている」「いつもがんばっている」「素晴らしい人だなぁ」こんな風に他人から思われたいと思っているかもしれません。
そうして、ママ友や職場の仲間、友達、ときには義両親や自分の夫に対してそんなふうに思ってもらおうと、自分の良い面ばかりをアピールしていませんか?
ですが、そんなアピールをしても周りはあなたに好感を抱かないかもしれません。多くの人を味方につけ、応援される好感度の高いママになるには、良い面ばかりアピールしようとしてもダメなのです。
今日は、コミュニケーションライターの筆者が、いろんな人から自然と応援されるコミュニケーション法についてお伝えします。
■人を遠ざける“自己呈示”、人を味方につける“自己開示”
相手に「こんな印象を与えたい」「こういう風に思わせたい」という意図で振る舞うことを、心理学用語で“自己呈示”といいます。一方、自分の弱みや問題、素直な気持ちをそのまま相手に伝えることを、心理学用語で“自己開示”といいます。
自己呈示をしてくる人と、自己開示をしてくる人、あなたならどちらの方により好感を持ちますか?
多くの方は、自己開示をしてくる人ではないでしょうか。
自己呈示は、人によっては、自慢に聞こえたり、誇張しているように聞こえるものです。それに、真実を語ってもらっていないと、人は相手のことを信用しません。
それに対して、自己開示は、自分からオープンに、素直に相手に心を開いています。相手がどんな気持ちでいるかがわかると、相手は安心し、「自分も心を開いて接しよう」という気持ちが強くなるのです。
多くの人を味方につけ、応援されるようになるには、自己開示をすることが大切です。
■ケース別「効果的な自己開示」の方法
ここでは、ママ友や職場の人、義両親、夫、各ケース別の効果的な自己開示の方法についてお伝えします。
(1)ママ友や職場の人への自己開示
ママ友や職場の人と話す場合、今抱えているちょっとした悩みや問題を自己開示するのがおすすめです。
「最近、自分の子と他の子を比べちゃって、落ち込むことが多いのよ~」「忘年会シーズンになると、旦那が夜遅くなるから、寝不足でもうお肌ボロボロ……」などプライベートな話をすると、相手は「へえ、そんな悩みがあったんだ」「ああ、自分も同じような悩みを持ってるなあ」と安心感を抱きます。
そして「実は私も……」と、自分の持っているちょっとした悩みや問題も打ち明けてくるようになります。そして、心の距離が一気に縮まるのです。
ただ、まだあまり親しい間柄でない人や初対面の人の場合、あまり重い話題から入ると敬遠されてしまう恐れもありますから、あくまで“ちょっとした”悩みや問題にしましょう。
(2)義両親への自己開示
義両親と話す場合、子どもの良いところや嫁としての自分のがんばりなどをつい必死にアピールしてしまいたくなりますが、たまにはちょっとした悩みや問題を自己開示してみましょう。
「最近、トイレをちゃんとしてくれないから強く叱ってしまって、落ち込むことが多いんですよ~」「育児で寝不足が続くと、つい子どもにもパパにもきつい言葉使いになっちゃって……ダメですよね~」
このように子育てや家庭の悩みなどを打ち明けます。義両親からすると、いつも気にかけている息子夫婦の近況が知れますし、「お嫁さんに心開いてもらっている」と思い、なお嬉しいものなのです。
さらに、「どうすればいいですかね?」「なにかいいアイデアないでしょうか?」とアドバイスをもらうようにすると、いろいろ助けてくれるようにもなりますよ。
(3)夫への自己開示
人生のパートナーである夫にも、どんどん自己開示していきましょう。
「職場の仲間とうまく打ち解けれなくて……」「実は昔から子どもと接するのが苦手だったから、自分の子どもでもどうやって遊んであげたらいいのかわからなくて……」こんなふうに妻に自己開示してもらうと、夫は甘えられているようで嬉しく感じたり、「俺が支えてあげなくちゃ!」という思いが増すもの。
なお、夫の場合は一番身近な良きパートナーですので、ちょっと深い悩みなどを自己開示してもOKです。お互い理解が深まったり、夫婦の絆を深くするきっかけにもなります。
いかがでしたか。
人間関係は強みを必死になってアピールするより、弱みを見せたほうが効果的に作用する場合が実はとても多いのです。自己開示をうまく使って、コミュニケーションしてみてくださいね。
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー。