殺意も珍しくない!約7割の人が「親の存在がストレス」だと判明 (2/2ページ)
■「いちばん大切なのは自分」でかまわない
石蔵医師は、「親を大切にしなければいけない」というのはわかるが、自分の心身を害してまで、生活を圧迫してまで、親に尽くす必要はないといいます。
まずは自分が生き延びたいというのは、生物の本能であり当たり前のこと。だから、「一番大切なのは自分」でかまわないというのです。
それに、自分自身が満たされているからこそ、親へも余裕を持って接することができ、結果としてよりよい家族の関係を築くことにもつながるといいます。
■親をいつまでも恨み続けるのは時間の無駄
親の存在を重荷に感じるけれど、「自分のためを思ってくれているのだから」と我慢する人も珍しくないようです。しかし、親の言動に惑わされてはいけません。
たとえば、娘を自分の支配下におきたがる“毒母”はよく、「あなたのためを思って」というそうです。しかし、それは娘のためではなく、自分の思い通りに娘を動かすためです。
また、“毒母”は、「あなたのために仕事をあきらめた」「あなたのために離婚を我慢した」など、“子どものために自分が犠牲になった”という類の言葉もよく使うそう。しかし、これらも決して娘のせいではありません。
石蔵医師は、“毒母”からのストレスに悩む娘へ、「母親へのネガティブな感情を否定する必要はないが、恨み続けるのは時間の無駄」とアドバイスします。母親の存在に捉われないで、精神的にも物理的にも距離をおくのがいちばんだということです。
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本書では、親に殺意を抱く3大原因「親からの過干渉」「親への劣等感」「介護問題」をはじめ、家族間の問題から生じるストレスの解決方法が具体的に紹介されています。もし、親子関係に疲れたら手に取ってみてください。きっと、心が軽くなるでしょう。
(文/オノハルコ)
【参考】
※石蔵文信(2015)『親を殺したくなったら読む本』マキノ出版