老後も不安な状況で生き残るには「もうひとつ給料袋を持つ」こと (2/3ページ)
たとえば自分の趣味や特技を情報商材とする「週末起業」や、会社の終業後に働く「アルバイト」などがそれ。
しかし著者は、副業とは自分の時間を売って稼ぐことにほかならないと指摘しています。
なぜなら副業は、常に「就業以外の時間を使って行う」という条件つきだから。サラリーマンである以上は、時間というものがまず中心にあり、どこまでいってもその制約を越えることはできないわけです。
そんななかでよりお金をかせぎたいと思った場合、「時間単価を上げる」か、「労働時間を増やすか」の二者択一しかないことになります。
でもサラリーマンにとって、時間単価を上げるのは難しいこと。だから、お金を増やすためには「副業で労働時間を増やすしかない」という発想になるわけです。
ところが「時間単価」「労働時間」の問題は、副業にもついてまわるもの。アルバイトなら、時給が上がるか、さらに長時間働くかのどちらかでしかお金を増やすことはできません。
しかも自分の体はひとつだけしかありませんから、どこまで副業をがんばれるかという問題もあるでしょう。
だからこそ著者は、「もっとお金を稼ぎたい」というサラリーマンの方には、「副業だけはやめた方がいい」と伝えたいのだそうです。
■副業ではなく「複業」をすればいい
一方、自分の労働時間、労働力の壁を軽々と乗り越えてしまうのが、投資家の「お金を働かせる」発想。
なぜなら彼らが行っているのは、副業ではなくで「複業」だから。いいかえれば、お金を生み出す仕組みをいくつも持っているということです。
たとえば投資案件を持っておけば、お金を生み出す仕組み1号機、2号機、3号機が同時に走りはじめることになります。
その場合、仮に1号機が転んでしまったとしても、まだ2号機と3号機が残ることになります。しかもそこに、時間の制約や自分自身の労働力は関係ありません。
投資をはじめる際の入り口では、「おいしそうな話」がたくさん目につくと著者はいいます。でも、そんなとき簡単に「それはすごい」と投資を決めてしまうのは危険なこと。