泣いたり怒ったり…「情緒不安定」な幼児に試したい音楽療法って?

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泣いたり怒ったり…「情緒不安定」な幼児に試したい音楽療法って?

笑っていたと思ったらその矢先にギャン泣きを始めるのが子どもですよね。

言葉を上手く話せない小さな子供は何を不快に思って感情的になっているのか、理解できず苦しむママも多いはず。

そんなノイローゼ気味になったママを見て、子どもはさらに不安感を感じているかもしれません。

その悪循環を引き起こす前に、子どももママもハッピーになる“ある方法”を試して欲しいんです。

今回は『日本音楽療法学会』認定音楽療法士の松下裕美さんに、感情が不安定で落ち着きのない子に、落ち着きをあたえる方法を取材してきましたのでお伝えします。

■まずは我が子が「好きな環境」を知ろう

子供がいつも決まって不安定になりやすい環境ってありませんか?

もしかして気付いていないだけで、観察してみると不安定になりやすいパターンが見えてくるかもしれません。

泣き叫んで落ち着かない時こそ、その子の好みを知るチャンスでもありますのでまずは色々試してみましょう。

●静かな部屋へ移動する

●部屋を薄暗くする

●狭い場所に移動する

●タオルや毛布でくるんであげる

などと、環境を変えながら、その子が落ち着くポイントを探ってみましょう。

■子どもの「気持ちが落ち着く」音楽の取り入れ方

お気に入りの環境が分かったら、その中で音楽も取り入れてみましょう。

基本的には気持ちを落ち着かせる方法として、“ゆるやかなテンポで一定の刺激を繰り返す”ことが効果的だそうです。

●音楽を聴きながらマッサージ(少しぎゅっと力を入れて、同じ場所ばかりでなく、広範囲にわたって)

●ママが歌いながら(子どもも歌えるのであれば一緒に)、ゆっくりと全身をゆらす(だっこ、おんぶ、膝の上に乗せる等)

などと試してみてください。

音楽は一定のリズム(規則性)を刻んでいることで、予測や見通しを立てやすいため、安心感につながるんだとか。

“波の音”など自然界の音にも一定の規則性があるので、歌などと同じような効果があるかもしれません。

ママが歌を歌ってあげる場合は、できるだけゆっくりと一定のテンポを保ち歌ってあげましょう。

■あまりに落ち着きがない場合は

最近よく聞くADHD(注意欠陥多動性障害)などの子は、感覚に問題がある可能性があるそうです。

例えば聴覚が過敏すぎて、ママが真剣に話していても時計の「チッ…チッ」という音や、外を走ってる車の音など色んな音が気になってしまします。

視覚が過敏な子は冷蔵庫に貼ってあるプリントが風でゆらゆらしてるのがすごく気になりそわそわしてしまったり、注意力が低下してしまったりするようです。

「うちの子はあまりに落ち着きが無さすぎる」と感じたら、一度病院に相談に行くのも良いかもしれません。

いかがでしたか? 言葉がうまく話せない子供がわけも分からず泣いたり怒ったり、常に落ち着きがないとママも疲れてストレスが重なる一方です。

まずは子供を観察し、落ち着くポイントを観察することから始めましょう。観察をすることで、意外な部分に原因があったことに気付くかもしれませんね。

【取材協力】

※ 松下裕美・・・国際音楽療法専門学院卒業。日本音楽療法学会認定音楽療法士。介護付き有料老人ホームにて高齢者を対象に、また、放課後デイサービスにて発達障害や自閉症等の児童を対象に音楽療法を行う。

【著者略歴】

※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。

【画像】

※ Katya Shut / PIXTA

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