1月15日にフジテレビ系で放送されたバラエティ「ダウンタウンなう」の人気企画「本音でハシゴ酒」に、MAXのミーナが登場し、過去に品川庄司のに口説かれたことを暴露して盛り上がった。

　一軒目には、ダウンタウンとほぼ同期だというダチョウ倶楽部が登場。今までダウンタウンとの共演は少ないようだが、上島のキスネタの洗礼を浜田が受けるなど息があった様子を見せた。ダチョウ倶楽部からのダウンタウンへ「いいともを自ら降板したという噂が本当なのか？」という質問に対し、松本が「（いいとものギャラが）3万5千円だった」と衝撃の事実を告白。これには、坂上忍を含めその場にいたダチョウ倶楽部も驚きを隠せないようだった。

　三軒目には、漫画家よりもタレントとしてテレビで見かける機会が多くなった蛭子能収が、麻雀賭博で逮捕された時の心情を松本から「反省なんてしてないですよね？」と聞かれ、「してないですね」と返すなど、ぶっちゃけトークを連発し、ダウンタウンや坂上忍もリアクションに困った様子が放送された。

メンバー内格差・確執も激白

　ダチョウ倶楽部と蛭子能収という濃いキャラのゲストの間である二軒目には、結成20周年となる女性アーティストMAXのメンバーが登場。坂上忍からの前振りが「ババアです」と酷い扱いにもかかわらず、酒の勢いもあってか終始、にこやかなMAXのメンバー。育児休暇中のREINAを除く、結成時からのオリジナルメンバーであるNANA、MINA、LINAが勢ぞろいした。

　MAXの人気全盛期は、女性誌の特集で「なりたい顔」にも選ばれた美人メンバーのLINA（リナ）と比べ、「うたばん」の司会者である石橋貴明から「だんご」という不名誉なあだ名を付けられ、ブサイクなメンバーの代表格だったMINA（ミーナ）。ここで、立場が逆転したと言わんばかりに、話題は、結婚をしているREINA（レイナ）、ミーナが勝ち組、アラフォーを前に独身のままのNANA（ナナ）とリナが負け組と、メンバー内格差をミーナが意気揚々と語りだした。また、MAXとして活動中にコンサートスタッフと、突然デキ婚をしたミーナとメンバーの間には深い確執があり、6年間音信不通だったことも明かした。

　そんな中、「口説かれたことがある芸能人は？」というダウンタウンからの質問に対し、ドラマで共演した俳優の名前を挙げたナナ、番組で共演した大物芸能人の名前を挙げたリナにはそれぞれピー音が入っていたにもかかわらず、ミーナがドライブデートした相手として名前を挙げた「品川庄司」の庄司智春にはピー音が入らずそのまま放送された。

　かつて「24時間テレビ」内の「朝までしゃべくり007」コーナーで、「ミキティ以外に結ばれた芸能人は?」という質問に対し、元モーニング娘。の矢口真理とつきあっていたことを暴露されてしまった過去がある庄司。去年8月に第二子である女児を出産し、庄司と夫婦仲の良さをアピールしてママタレとしての地位をゆるぎないもとした藤本美貴も、今回のミーナの発言は、過去とは言え許しがたいに違いない。

「品川バッシングの余波で、コンビとしてのレギュラー番組がゼロという事態の品川庄司にとって、庄司はミキティネタがないと芸能界で生きていくのも難しいと言えます。過去のこととはいえ、気が強い藤本の尻に敷かれている噂されている庄司にとって、今回のミーナのカミングアウトは相当、堪える事態のはず。イメージ回復するためには、庄司が主夫となってイクメン路線で頑張るしかないのではないでしょうか」（某番組プロデューサー）

　庄司に生電話を掛けるミーナ。かつて庄司の車でドライブデートし、家まで送ってもらった事が本当であるというのを、庄司の口からも言わせる手口に、松本が「小地獄だな」と一言。庄司がミーナに対し、「それを今言う？　覚悟の上に言ってるよね？」「お互い今は幸せな家庭があるじゃないですか」と弱気な態度で応戦。

　ネット上では「庄司、この展開で電話かぁ。キツいなぁ」「庄司あたふたし過ぎ」「庄司、芸能人好きだなー」「番組でアイドルねらいまくってたもんな」と心配する声もある中、かつての肉食ぶりを呆れられている模様。

「結成20周年という節目に、肝心の音楽活動の方ではぱっとしていないMAXですが、かつては大物芸能人やミュージシャンなどと共演も多く、まだまだ爆弾ネタを持っているのではと言う噂です。今回、ターゲットなってしまった庄司ですが、これで気をよくしたミーナが、もっと危ないネタも投下する可能性もあるので要注意と言えそうです」（芸能雑誌記者）

　思わぬ暴露で、高感度ママタレである藤本との夫婦仲が心配された庄司。今後は、芸人としてはフェードアウト気味の品川庄司の庄司としてではなく、芸能界のおしどり夫婦として、常に藤本のご機嫌を伺いながらイクメンぶりを発揮する路線に変更したほうが良いかもしれない。

（取材・文／如月小百合）