日本人の7割以上が間違って覚えている言葉も!「にやける」「失笑する」「うがった見方」 (2/2ページ)
●「うがった見方」とはポジティブな言葉だった!
日本人の48.2%が「疑って掛かるような見方をする」だと、あまりよくない意味合いで捉えている「うがった見方」という言葉。
じつは、「うがった見方」の「うがつ」とは、「穴を掘る」という意味で、これが転じ、「物事を深く掘り下げて本質を的確に捉えた見方をする」といった、本来はポジティブな意味で用いられる言葉だったのです。しかし、この本来の意味を知っている人は26.4%のみとなっています。
●テストで70点取れたら「御の字」?
「御の字」とは本来、「大いに有り難い」「非常に満足」という意味で用いられます。 しかし、この意味を知っているのは38.5%のみ。51.4%もの人達は、「一応、納得できる」という意味だと認識していました。
ただ、この言葉について調査する際、「70点取れれば御の字だ」という例文を挙げて「御の字」の意味を質問していたことから、文化庁では、「本来の意味を知らない人が、例文の「70点」を「有り難い」点数ととらえたかどうかということが回答に影響した可能性があるように思われる」との見解を示しています。
●「敷居が高い」の認識の違いで若いかどうかがバレる?
「敷居が高い」とは本来、「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」ことをあらわす言葉として用いられます。このことを知っていたのは42.1%ですが、40代を境に、50代以上は本来の意味で認識している人のほうが多く、30代以下では「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」ことだと認識している人のほうが多くなっているようです。
いかがでしたか?もしかしたら、日本人のほとんどが本来の意味と違った認識をしているのなら、「むしろそれを現代語として受けとめたほうがいいのではないか」と考える人もいるかもしれません。
しかし、それは「日本語の乱れである」として、断じてあってはならないことだと受けとめる人が少なくないのが現実です。
友達同士の会話では問題はなくても、就活や面接ではこのことを忘れないようにしたいものです。本来の意味での日本語で受け答えができるよう、普段から言葉の使い方にすこし意識を傾けてみてはいかがでしょうか。
文・鈴木ゆかり
※参考