0歳児の死因9割が「家庭内での不慮の事故」だった!月齢別にみる対策法
近年増加する家庭内での不慮事故。赤ちゃんは好奇心のかたまりであり、「これは触っちゃいけない」「ここには入っちゃいけない」なんていうことはもちろん分かりませんから、ママが注意することで子どもを危険から守る必要があります。
“ついうっかり”で後悔しないためにも家の中での不慮の事故を防ぐ対策法をお伝えします。
■0歳児の死因9割が「不慮の事故」によるもの
平成25年の消費者庁の発表によると、子供の死因として0歳、1~4歳、5~9歳という年齢別で見ても共通して“不慮の事故”が上位になっています。
1~4歳以降になると交通事故の割合が高くなりますが、0歳児で圧倒的に多いのは“不慮の窒息”で全体の90%を超えます。
この不慮の窒息は1~4歳児でも交通事故の次に多く、外より安全そうな家の中にも意外と危険がいっぱいだということが明らかですよね。
また、独立行政法人国民生活センターは2015年3月に消費者庁と連名で“パック型液体洗剤の誤飲”に関する注意喚起を行ったそうです。
何でも口に入れてしまう子供は一瞬も目が離せませんから、子供が興味を引きそうなボタンや電池、パック型液体洗剤などには気を付けたいものです。
■少しの工夫で事故を防止!
ママの工夫によって家の中の事故は未然に防ぐことができます。
今回はお家の中にいる時間が最も長いであろう0歳児の月齢別に起きやすい事故に合わせて、やってはいけないことや、対処法をまとめました。
(新生児~3ヵ月頃)
基本的に赤ちゃんは動けませんので、ママが抱っこしているか寝ているかの生活です。
・絶対に“うつ伏せ寝”で寝かせないようにしましょう。もし首座りの練習のためにうつ伏せを練習させるのであれば、必ず目を離さないようにしてください。また、赤ちゃんがそのまま寝てしまったら仰向けに変えてあげるようにしましょう。
・柔らかすぎる枕や布団は避けましょう。赤ちゃんが埋もれて窒息する恐れがあります。
(3ヵ月~6ヵ月頃)
寝返りができるようになると危険が増えますので、徐々に目が離せなくなる時期です。
・寝返りをしない時期でもジタバタ動くことができるので、ソファなど高さのある場所に寝かせないようにしましょう。
・ベビーベッドの柵は必ず下げた状態では寝かせないように、常に上げた状態にしておきましょう。筆者の娘はベビーベッドの上でいつの間にか初めての寝返りをしていました。柵を上げていたので無事でしたが、下げていたら落ちていたところでした。
(6ヵ月~12ヵ月頃)
ハイハイ~つかまり立ちをする時期で、もう完全に目を離せません。
・火傷防止のため、ストーブや炊飯器・電子レンジなど、熱を発するものは全て赤ちゃんの手の届かないところに置くようにしましょう。
・テーブルクロスをすると引っ張ったりして危険ですのでやめましょう。
・キッチンに入ると包丁やコンロなど、危険に溢れていますので、入れないように柵を付けた方が安全です。
・階段や段差がある場所にも転倒を防ぐために柵を付けた方が安全です。
・転ぶことを想定して、床にはジョイントマットなどを敷いて、転んでも床が柔らかい状態にしておきましょう。
・お風呂のお湯は入った後にすぐに抜くようにしましょう。赤ちゃんが歩けるようになったらいつどこへ行くか分かりません。お湯をためたままですと間違って赤ちゃんが浴槽に入った時に溺れる恐れもあります。
いかがでしたか?
月齢が高くなるほど、当たり前ながらたくさん動けるようになるので注意すべきことは増えますよね。
家の中は工夫次第では安全にもなるし、何もしなければ危険だらけになってしまします。「寝返りを始めたからこうしよう」ではなく、その少し前から今回ご紹介した対処法を実行してみるようにしてください。
【参考】
※ 消費者問題に関する 2015 年の 10 大項目 – 国民生活センター
※ 子供を事故から守る!プロジェクト – 消費者庁
【画像】
※ Martin Novak / Shutterstock
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。