【礼儀、手みやげ、話し方・・・】芸能界で大沢ケイミが学んだ「人間関係」
セレブ妻タレントとして、数々のバラエティ番組で存在感を放つ大沢ケイミさん。大御所を前にしても動じない、はっきりとした物言いに、「見ていて気持ちいい!」と好感を持つ女性も少なくありません。
「芸能界に足を踏み入れることになるとは、想像もしていなかった」と話すケイミさんですが、お仕事をいただき、お給料をもらっている以上、自分はどう振る舞うべきか、プロフェッショナルが集まる現場で周りとどう接するべきかを常に考え抜いていると言います。
そんなケイミさんに、いち社会人として大切にしている仕事観を教えていただきました。
飾らず素直に。本音で人と接したい
人とのつながりが大切なのは、どの仕事においても同じ。挨拶をはじめ、礼儀には人一倍気を使うとケイミさんは言います。
「(芸能界の)新人だから若いからということではなく、いくつになっても一緒にお仕事をさせていただく方には丁寧に挨拶をする人でありたいですね。
番組の前には、必ず一人ひとりの楽屋を回って挨拶をするのですが、その際お世話になっている方や、お誕生日の方などには手土産を渡すんです」
芸能界において手土産を渡す文化はもともとあるものの、ケイミさんは、その内容一つひとつをこだわり抜くそう。
「女性にはコスメを、男性には食べ物をプレゼントすることが多いのですが、必ず愛用しているものや、実際に食べてみて美味しかったものを自分で買ってきてお渡ししています。
マネージャーさんに買ってきてもらうこともできるのですが、私はマネージャーさんに買ってきてもらったものと、私自身が買ってきたものは、きっともらう方も分かるのではと思っています。
『この人にはこれを使ってほしい』『あの方にはこれを食べてほしい』と、一人ひとりの顔を浮かべながら自分で選ぶと、渡したときの気持ちの伝わり方が全然違います。『こんな風に使ってみてくださいね』と心からオススメしているのが伝わるから、ウソのない人だなと信頼していただけるんだと思います。
素直であることは、人と付き合う上でも、仕事で成長していく上でも、本当に大切なこと。大好きな仕事を一緒にする方とは、『私はこういう人なんです』といつも本音で接していたいし、贈りたいものを贈りたいなと思っています」
言葉に説得力がある。マツコ・デラックスさんや有吉さんを尊敬
はやく一人前になれるように、一つひとつの仕事で、振る舞い方や話し方などあらゆることを習得中だと話すケイミさん。中でも、マツコ・デラックスさんや有吉さんには、いつも感銘を受けるそうです。
「テレビの中では有吉さんによく突っ込まれるのですが、言っていることが正しくて、とても納得できますよね。
発言のタイミングや話の振り方も絶妙で、本当に頭がよく、言葉の奥には愛情がある。みんなが思っていても口にできないことをはっきりと言ってくれるから、多くの支持を受けるのだと思います。
マツコさんの頭の回転の速さ、周りの空気を読んで求められる役割をきちんと把握しているところなど、見ていて惚れ惚れします。
私も日々少しずつ学びながら、自分に足りないところをどんどん吸収していきたいですね」
貧乏生活に耐えながら通ったバレエが今の自分を作っている
タレントという仕事をする上では、子どものころから続けてきたバレエの経験にとても助けられ「生活費を削ってバレエに通わせてくれたことに、本当に感謝!」と笑顔を見せるケイミさん。
「バレエでは、どう振る舞うとどう見えるのか、常に観客の目線を意識して踊ってきました。テレビに映るときも、どんなリアクションをするとどんな反響があるのかな、と考えることが多く、バレエをやっていなかったら、確実に今の自分はないと思っています。
子どものころは、お肉も買えないほど貧しいのに何でバレエに行くの? と思っていたけれど、こうして経験を全部糧にできているんだから、あのとき頑張ってよかったなとしみじみ思いますね」
貧乏生活や異国暮らしなど、まさに逆境を力に変えて、自らの道を切り拓いてきたケイミさん。同世代の女性にメッセージはありますか? と聞くと、こんな言葉が返ってきました。
「悩んでいるなら行動した方が早いよ! と伝えたいですね。私の周りにも、今の環境に不満や不安があるから悩んでいるのに、動けない人がとても多いんです。
まずは引っ越してみたり、仕事をやめてみたりと、環境を変えてみて見えてくることがたくさんあるはず。
動いた結果が間違っていたとしても、“間違っていた”と分かるんだからいいじゃない? そう思って、どんどん前に進んでいってほしいですね」
(前回までのお話)
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