38~41度のお湯で半身浴を!治る力を引き出す市川式恢復療法 (2/2ページ)
(10)権威や情報に振り回されず、自分で方向性を見い出せる
自分で行ない、自分で治すことを体験することで、自分の判断によって、的確に体を扱うことが可能に。
使い方を学ぶ必要があったり、手間ひまのかかるものもあったり、根気とやる気が必要だったりもするものの、これなら効果が期待できそうです。
でも、具体的にどのようなことをするのでしょうか?
■いちばんの近道は半身浴!
市川式恢復療法の実践方法はさまざまですが、すべてに共通する鍵があるのだそうです。
それは、体を芯から温めて、不要物を出す力を高めること。
そして、なかでも著者が最初にオススメしているのが半身浴。なにも特別なものを準備する必要がなく、体の負担も軽く、それでいて血液循環をよくする効果は抜群だといいます。
(1)風呂をぬるめ(38~41度)に沸かします。
水位を低くするか、浴用の椅子を沈めるかして、入ったときに水位がみぞおちからへその間くらいにくるように調整します。
(2)途中で飲むための水やお茶を用意し、湯船に浸かります。なお、腕は湯から出しておきましょう。
(3)体が熱くなってきたら、いったん湯から上がって、下半身に水シャワーを浴び、ふたたび湯船に浸かります。
これを、自分が疲れず「気持ちいい」と思える範囲で何度か繰り返します。
このとき大切なのは、脱水症状を「起こさないように、マメに少しずつ水分をとること(ただし、ガブガブ飲むのはよくないそうです)。
(4)大切なのは、必ず「冷」で終えること。
そして最後に水シャワーを浴びるか、冷たいタオルで全身を拭きます。半身浴後も、マメに水分補給することを忘れずに。
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他にも、末端を集中的に温める「手足温浴」、万能の薬効を体に送り込む「びわ療法」、体中から汗が噴き出す「全身生姜罨法(あんぽう)」など、身近にあるものを利用して、手軽に行えるメソッドがたくさん紹介されています。
しかも無理なくできるものばかりなので、実践してみれば体調を快適にすることができるかもしれません。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※市川加代子(2015)『あなたの「治る力」を引きだそう』あさ出版