10年スパンで1~2%も低下!基礎代謝に関する「残酷な真実」 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

「産後太り」という言葉もあるように、妊娠中に食べ過ぎてしまって太るということがあります。赤ちゃんに栄養を与えるのですから、食事を摂ることは大切です。

しかし、ウェスリー・デルブリッジ栄養士によれば、妊娠中にアップする基礎代謝はせいぜい200キロカロリー。「赤ちゃんの分まで……」と考え、食事を摂りすぎてしまう母親が圧倒的に多いそうです。

妊娠中の9ヶ月間で、増えてもよい体重は25~35ポンド(11.3~16kg)。2015年の調査によれば、残念ながら約半数の女性が妊娠中に体重が増えすぎてしまっているのです。

ただ、出産後に母乳をあげる母親はカロリー消費が激しくなるので、体重は元に戻りやすいです。母乳によって消費されるカロリーは、1日500~1,000キロカロリーともいわれています。

離乳が早い、または母乳をあげない母親の場合は、基礎代謝が妊娠前のレベルに戻るのが早いので、自分で運動ができる人なら体重が増えていても戻す努力がしやすいと言えるでしょう。

■40代の基礎代謝

前出のキャロライン・J・シーデクィスト医学博士は、40代に入ると、エストロゲン、プロゲステロン、ヒト成長ホルモンなどのホルモン分泌・生成が減少すると指摘しています。エストロゲンもプロゲステロンも、女性ホルモンの代表格です。

基礎代謝も確実に下がってきている年代なので、体重を維持していくためには運動によって消費するだけではなく、カロリーの摂取量自体を減らす必要があります。現実的に、日常的な活動レベルが高ければ毎日150キロカロリー程度、活動レベルが低いようならそれ以上減らす必要があるのです。

骨格筋・筋肉が減少することをサルコペニアとも呼びますが、 加齢に伴って筋肉量の低下が確実に見られるようになります。代謝アップには、有効な筋力トレーニングが求められます。1日100~120gの十分なたんぱく質の量を摂り、運動することで効果的に鍛えることができるでしょう。

基礎代謝はなにもしなければ年齢とともに落ち、太りやすく痩せにくくなっていきます。

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