「彼女いない歴10年」を3ヶ月で解消! 「服」は人生を変える? (2/3ページ)
西村:たしかに、色についての認識や、文化的な背景は世界各国では様々です。日本においてもかつては“紫”は天皇以外が身に付けてはいけない禁色(きんじき)と位置付けられるなど、色は階級を表す時に用いられていた時代もあったように、歴史、風俗によって持つ意味が違ってきます。本書にまとめさせていただいているのはあくまでも日本の色彩文化の認識としての共通感覚に基づいたものであり、外国を意識したものではありません。同じ色を見た時の印象は、各国の歴史的、文化的背景に寄るところが多いため、あえて日本に特化したもので書いています。
ただし、取引先や友人など外国人と接する時はあらかじめどの国の人とお会いするのかが分かっている場合には、洋服の色形に限らず、食文化や行動のタブーにいたるまで、基本的なことは調べてそれを踏まえて面会に臨むことが望ましいでしょう。厳密に従うかは別として、相手に不快感を与えない装いというのは、場所が日本国内ではなく、特に相手の国の中である場合は、ビジネスパーソンとしてマストです。
――本書のプロローグでは、見た目を変えることにより、一年で営業成績を伸ばした男性
の例が紹介されています。見た目を変えたことによる効果というのはすぐに実感できるものなのでしょうか。また、仕事の成果以外のところで効果を感じることができる点がありましたら教えていただければと思います。
西村:彼の場合は、取引クライアントの担当者の対応がすぐに変わってきました。おそらく、オーダースーツが仕上がり、シャツ、ネクタイ、靴、鞄、髪型を同時期に変え、1ヶ月以内に相手からの対応が丁寧なものに変わったと実感していました。
そして、彼は10年以上の間、彼女がいなかったのですが、外見が変わったことで自信を持った結果、それから3か月以内に彼女ができ、近々結婚もするそうです。あわせて、思い切って転職も勧めてみたのですが、結果的には年収が2倍になる外資系企業に転職が決まりました。
――本書には、「『結果を出す男』ほど、ファッションの効果を熟知して『自分が相手にどう思われたいのか』から逆算して服を選ぶ」という一節があります。