意外と簡単! 集中して会議を進めるコツは「会議室の〇〇さ」を変えること
■まず会議メンバーを把握しよう
集中的な会議を進めるには、まずは会議に出席する男女比率を把握するのがお勧め。それは男女によって集中しやすい会議室の広さが異なるからです。一般的に男性に会議に集中してもらうには部屋は狭いほどよく、女性の場合は逆だと考えられています。それは男性と女性とで「群れ」や「縄張り」に対しての考え方が異なるため。
例えば男性の場合は、他人との距離が近いほど緊張しやすく攻撃態勢になりやすいのに対し、女性の場合は他人との距離が近づくほどにフレンドリーになりやすいところがあります。これは男性と女性とで「縄張り」意識が異なるため。男性は自分の周囲にあるパーソナルスペースに侵入しようとする相手を敵とみなし、攻撃態勢に入ってしまうところがありますが、女性の場合は仲間意識が強く、自分の縄張りの中にいる相手を仲間とみなし、友好的な関係を築こうとするところがあります。
古くから男性は自分の縄張りを守るために外敵と戦い、女性はその縄張りの中で共同生活を営むという役割分担をしてきました。そのため男性は他人と距離が近づくほど縄張りを意識して緊張しやすく、逆に女性は縄張りを意識すると協調性が働きやすくなるようです。
■ディスカッションが必要か、冷静な意見が必要か
もしも会議が男性中心で、会議に活発なディスカッションを求めるなら狭い会議室を用意するのがお勧めです。またさらに短時間で終わらせたい時は立ちながらの会議もいいでしょう。座るよりも立つと集中力があがるため、会議時間が短くなる傾向にあるようです。逆に会議でスムーズな進行や冷静な意見を求めたいなら、広めの会議室を用意しましょう。リラックスした雰囲気になり、会議が進行しやすくなります。
また女性中心の会議を行う場合は、狭い会議室だと和やかな雰囲気で会議が進められますが、無駄話で会議が脱線しやすくなるケースも。本音を聞き出しながら和やかに会議を進行したいなら狭い会議室を、逆に多少辛辣(しんらつ)でも率直な意見を聞きたいという場合には、広めの会議室を用意すると、必要な意見を聞き出しやすくなります。
会議を行う場合は用意する会議室のスペースの広さにも気を配ると、会議の内容が変わってくることがあります。いつもの会議が少し非効率だと感じた時は、ぜひ用意する会議室の広さを変えてみて、効率をあげる工夫をしてみてくださいね。
(ファナティック)