住民が「センサー」!? クラウドソーシング型の環境測定プロジェクトが進行中 (2/2ページ)

FUTURUS

『SmartCitizen.me』では、各地点の測定データがリアルタイムに公開され、誰でも閲覧できる。

source:http://smartcitizen.me/

オランダの首都アムステルダムでは、2014年、100台の『Smart Citizen Kit』を住民に配布し、周辺の大気や騒音の状態を、継続的に測定する実証実験が行われた。

測定精度が十分でないなど、技術面での課題は残ったものの、多くの住民が、生活環境の測定に参画する意欲や姿勢を持っていることが、明らかになったという。

■ 住民が地域の環境モニタリングの「主役」に!?

『Smart Citizen』は、住民が自ら大気や騒音レベルを測定し、その結果を一元的に集約して、広く共有するための仕組みを整えている点が秀逸。

『Smart Citizen Kit』を広く普及させることができれば、従来よりも多くの地点で、大気汚染や騒音の状態を定期的に測定し、より多くのデータを収集することができるだろう。

また、大気汚染や騒音など、環境問題に対する住民の関心を喚起し、住民を中心に、行政、政治家、学者、研究者がよりよい環境づくりに向けて連携する、新たな関係構築への第一歩ともなりそうだ。

【参考・画像】

※ Smart Citizen

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