糖尿病で認知症リスクが高まるって本当!? (2/2ページ)

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アルツハイマー病になる可能性は2倍以上!? 糖尿病は、アルツハイマー病も関係します。
研究によると、糖尿病や糖尿病予備軍の人では、そうでない人と比較してアルツハイマー病になる危険性が倍以上高いと明らかになっています。

アルツハイマー病は、脳の中の老廃物であるが溜まり、極端に脳が委縮して起こる病気と言われています。
老廃物のひとつは、老人斑とも呼ばれるアミロイドβタンパクが分解されずに脳で蓄積されたものです。これが神経細胞を圧迫して壊してしまいます。ほかにも神経細胞の中にあるタウタンパク質が糸くずのような繊維になってしまうことで、神経細胞を壊して起きます。このため、海馬などが萎縮してしまい、認知機能が低下します。

このアルツハイマー病の原因を抑えるはたらきが、インスリンにあることがわかっています。
インスリンは、膵臓から出されるホルモンで、血糖値に大きく関わっています。糖尿病患者や糖尿病予備軍では、インスリンがうまく出なかったり働かなくなっているので、アルツハイマー病の原因をおさえることができず、アルツハイマー病になるリスクが上がります。

また、脳が使うエネルギーは、ブドウ糖のみですが、そのブドウ糖の代謝がうまくなされず、脳細胞にきちんと栄養が運ばれず、認知症の初期に起こる認識力の低下につながっています。 【医師からのアドバイス】 このように、糖尿病であると認知症になる可能性が高くなります。
認知症までいかなくても、糖尿病である方のほうが、物忘れが早くなるということも知られています。

要注意なことは、糖尿病だけでなく糖尿病予備軍といわれている方にも認知症になるリスクが高いということです。
認知症予防のためにも、日頃の生活習慣を正して予防していくことがとても大切です。

(監修:Doctors Me 医師)
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