卵子凍結保存での「妊娠成功率」ってどのくらい? 年齢で変わる不妊治療の助成費事情 (2/3ページ)
なぜこの違いが生まれるかというと、卵子はすべてが受精卵になれるわけではないからです。受精卵になれる卵子は質がよいものだけで、いくら体外受精を試みても、受精できない卵子が存在します。
また卵子は若いからと言え、妊娠する時の年齢は当時よりも高齢になっていますので、その分子宮の状態も高齢になっています。
子宮の状態は赤ちゃんの発育にとって重要になりますから、卵子が若いだけでなく、子宮の状態も考えて妊娠を計画したいものですね。
■○歳以降は助成ナシ!? 不妊治療の助成金事情
国の不妊治療助成金の窓口が都道府県になっているのですが、実は住んでいる市区町村によっても、国の助成金制度とは別に不妊治療に助成金が出る制度を設けている場合があります。
例えば東京港区ですと、年間最大30万円の助成があるのに対して、品川区は年間最大10万円、目黒区は助成なし等自治体によってかなり差があります。
千葉県浦安市からは卵子凍結保存に関して助成金が出るようで、市内在住の女性は保険適用と同等の3割負担で利用できるそうです。
卵子凍結保存は高い場所で100万円程かかる場合もありますので、3割負担になるとかなり助かりますよね。
そして残念なことに、東京都福祉保健局によると平成28年4月以降は、43歳のお誕生日以降に開始した治療については助成金の申請はできないとのこと。
いかがでしたか。
不妊治療や、妊娠自体に踏み切るのは決心も必要ですが、何年も見送って年齢を重ねることで、妊娠率も下がる他、助成金も出なくなるとなれば、早めに踏み切るという決断も重要になるのかもしれませんね。