北のミサイル発射、ターゲットは中国か (2/2ページ)
核問題について議論するためと見られるが、もちろん武大偉氏は、長距離弾道ミサイルの発射についてもやめるよう要求するはずだっただろう。
しかし、北朝鮮はその当日にミサイル発射を通告。金正恩第一書記は、モランボン楽団講演キャンセルに引き続き、またもや中国の顔に泥を塗ってしまったわけだ。ここまでくると、偶然というよりも意図的とみるべきだ。
武大偉氏が北朝鮮を訪れたということは、中国側はなんとかして北朝鮮を手なずけたい、もしくは核とミサイルを断念させるためにアプローチしている姿勢を国際社会に見せたい思惑があるように思われる。一方、北朝鮮側はそうした中国の思惑をことごとく裏切っている。
中朝関係の修復は、当分の間は難しい。同時に、金正恩体制は自ら孤立の道を進もうとしている。