【アニメ漫画キャラの魅力】プライドの高い男前!不器用な高校生「山口賢二」の魅力とは?『となりの怪物くん』 (2/2ページ)
ヤマケンが雫に対して必死に言葉を紡いだ場面は、不器用な彼が見せたもっとも素直な瞬間でした。そんなヤマケンにいつもの如く真正面から向き合う雫。ヤマケンへの気持ちと、ハルへの気持ちを素直に話すその顔を見て、ヤマケンの代わりに涙を流した人も多かったのではないでしょうか?「プライドが高すぎる」と雫から指摘を受け続けた彼が、「好きな子の前では素直でいるのは難しい」とこぼすシーンは、ヤマケンの雫に対する真っ直ぐな愛、純粋さが見え、なんとかならんものか?と頭を抱えました。しかし彼は結局、自分の幸せよりも雫の幸せを優先する男前な奴でした。そんなヤマケンだからこそ好きになってしまうのです。雫のような女の子には二度と会えないと思いながら、いつものように「俺程の男はもう一生現れねーぞ」と雫に笑いかける彼の男前っぷり・・・。ヤマケン最高です。
■恋から成長できるひと
ヤマケンに限らず、『となりの怪物くん』の登場キャラ全てに共通して言える事かもしれませんが、恋を経てからの彼らの成長っぷりといったらありません。完結後の番外編がまとめられたコミックス13巻において、ヤマケンの妹である伊代ちゃん視点のお話があります。このお話でのヤマケンの格好良さと言ったらもう別次元。「男の幸せは?」と問われ、「好きな女が幸せそうにしてることじゃねーか」と答えるヤマケン。男としてどれだけ成長しているのでしょうか。また、ハルと雫の結婚式のシーンでも、ハルにお姫様抱っこされる雫の手の甲にキスを落とす姿が描かれており、その姿から彼の言う「男の幸せ」を感じた気がしました。伊代ちゃんの言うように、ヤマケンは“好きな人に好きに なってもらえる素晴らしい男”に成長したと思います。
少女漫画のハッピーエンドと言えば“好きな相手と結ばれる事”かもしれませんが、ヤマケンを見ていると幸せの形も様々だと感じます。原作は完結していますが、いつかどこかで彼が幸せに笑っている姿が見られれば・・・そう願わずにいられません。
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★記者:もぐおか(キャラペディア公式ライター)