和型墓石は「昔ながら」とされつつも、実はそんなに歴史が長くないという話 (2/2ページ)

心に残る家族葬



■和型墓石は幕末から明治と言われており、まだまだ歴史は浅い?

現代でいう和型墓石(角柱型石塔)が登場したのは早くとも18世紀半ば以降であり、メジャーになったのは幕末期から明治期以降であった。
そして更に言うと、戦国時代頃には「先祖代々の墓」の概念はまだ存在しなかったことは先述した通りだが、その「先祖代々の墓」の概念が確立して一般化したのも実は近代に入ってからである。

日本の伝統的な家族イメージは親子のような縦軸を中心とする先祖代々の「イエ」の単位であり西洋の伝統的な家族イメージは夫婦単位である、というイメージが強いが、この墓石に刻まれた墓碑銘と墓の制度の歴史を見る限りでは、一概には言えない面も多々あるといえよう。

「和型墓石は「昔ながら」とされつつも、実はそんなに歴史が長くないという話」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る