死後はキノコの苗床に。埋葬後に発芽し遺体がキノコの養分となる「キノコの死装束」がまもなく登場 (2/3ページ)
「私たちは人間自身による汚染に対する責任を負っており、またその犠牲者でもあります」とリーさんは2011年のTEDで講演している。この責任の一部に対処する方法として、死装束が死後に人体から有害物質が環境中に放出されることを防いでくれる。
多くのアメリカ人は遺体の腐敗を遅らせるために、葬式でホルムアルデヒドを使用されるが、この死装束ならそれが放出される心配もない。また栄養を植物の根に素早く届かせるようにも設計されているそうだ。
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キノコの死装束を使用する第1号となるのはデニス・ホワイトさん(63歳)だ。ホワイトさんは原発性進行性失語症という神経変異疾患を患っているが、その診断を受けた際に、やがて前頭側頭認知症を併発し、死に至ると告げられたという。その後インフィニティ・ベリアル・プロジェクトのことを知り、自らの死をより環境に優しいものにしようとリーさんと連絡を取った。
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キノコの死装束を最初にまとう予定のデニス・ホワイトさん(63歳)
「デニスさんから手紙をいただいたのは、『これをどうやって世に広めようか?』と真剣に考えていたときでした」とドキュメンタリー映像の中でリーさんは話している。
ドキュメンタリーはデニスさんが計画するグーリンな葬式の経過を追い、彼がキノコの死装束を採寸したり、死亡記事を書いたりする姿が映し出される。
なおインフィニティ・ベルアル・スーツには動物の埋葬用に容器型タイプも用意されている。容器型タイプは来月に発売される予定だ。また人間用の容器も早ければ今年4月か5月頃には発売されるという。スーツに関しては、すでに数百人もの予約客がいるそうだ。「昔ながらの葬儀屋のサービスに満足していないんですよ」とマーさん。