月収25万では難しい!? 巷でよく見る「スタバ男子」の懐具合
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都内近郊の『スターバックスコーヒー』のようなコーヒーショップで、PCを広げている人の姿をよく見かけます。
確実な統計があるわけではありませんが、比率としては男性の方が多いというのが筆者の実感。場所によっては電源や無料WiFiを用意しているところもあるだけに、「気分を変えて仕事をしたい」という需要は確実にあるのでしょう。毎日通っている人も多そうです。
しかし、こうしたスタバ男子にとって、「場所代」としての支出は決して小さなものではありません。
スターバックスに限らず、このようなチェーン店の場合、一番安いレギュラーコーヒーが300円程度。カフェラテのトール(Mサイズ)だと400円前後になります。
もしも平日に毎日カフェラテを飲んだとしたら、400×22=8,800円と、月間9,000円近くかかるという計算になります。ちょっとした飲み会2回ぶん……。
これを高いと感じるか安いと感じるかはその人次第ですが、家計の支出を計算してみた際にどうなのか、見なおしてみる価値はありそうです。
■一食あたりの価格がカフェラテ一杯と同じに……?
仮に、月収が25万円(年収300万円)だとすると、全体の3.6%なので決して高い数字には見えません。
しかし日割りで8,000~8,333円になると考えると、1日の給料分よりも毎月のコーヒー代の方がかかっていることになります。

20代~30代の平均エンゲル係数は20%ですが、月収25万円ならば50,000円。そのうち9,000円をコーヒー代に使っていると、残りは41,000円。30で割ると約1,366円。
一食あたり約455円となり、カフェラテ一杯とあまり変わらない額で毎食をやりくりしなければならない計算になってしまいます。こうなると、月収25万円でスタバ男子をやっていくのはあまり現実的ではないといえるのではないでしょうか。
■「サードウェーブ男子」は月45万円稼げている?
最近では、『ブルーボトルコーヒー』のようなこだわりのコーヒーや、自然志向の食材を好むサードウェーブ男子といった、スタバ男子よりさらにコスパの高そうな存在も話題になっています。
彼らはオーガニックなシリアルやスムージー、無添加のレモネードなどを好むとされていますが、シリアルは一袋450~700円、スムージーやレモネードは500円前後で販売されている場合が多い様子。
平日に毎日『ブルーボトルコーヒー』のブレンドコーヒー(450円)を注文して、600円のシリアルを4袋購入し、550円の無添加レモネードを10回飲んだとすると、計算では17,800円。
月の食費に9万円程度かけても余裕があるならば、このくらい使っても平気なのでは?
そこでエンゲル係数を逆算してみると、月収45万円(年収540万円)程度稼げているのであれば、このような生活が成り立つと考えられます。
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流行のワークスタイルとして、オフィスの外で働くことに憧れを持つ人も多いと思います。しかし結果的に仕事の生産性が上がらないのであれば、「なんのためのサードプレイスなのか?」ということになってしまいます。
ついついSNSを見てしまったり、ゲームをはじめてしまったりする人は、そこでかかる「場所代」が収入と見合っているのかどうか、見なおしてみる必要があるのではないでしょうか。
(文/ふじいりょう)