廃棄業者・加工業者“ゴミ食品”戦慄の流通網を暴く(1)シールを貼り替えれば再生 (2/2ページ)

アサ芸プラス

その1日はシール張り替えでどうにでも引き延ばせるから」(前出・スーパー店主)

 商品には原材料名や内容量、保存方法などが入った表示枠がプリントされているが、賞味期限にかぎって「枠外記載」とあり、これが店主の言う「シール張り替えでどうにでも引き延ばせる」抜け穴になっている。

 釜揚げうどん、煮込みうどんなども同じ手口で賞味期限をすり抜け、本来ならゴミとして処分すべきものが店頭に堂々と並んでいる。やはり表示枠の賞味期限は「枠外記載」となっている。それらの商品を小売店に納品している卸業者はこう話す。

「大手スーパーの廃棄うどんを付き合いの長い食品会社が買い取り、それを正価(230円)の10分の1で仕入れる。卸値はその2~4倍。賞味期限が切れて1年以上過ぎたものも扱っているよ。もともと冷凍うどんではないが、それを冷凍にすれば2年くらいは問題なく食べられる。20年以上前から廃棄うどんを扱っているが、クレームは一度もないからね」

 廃棄うどんの素性を、小売店に明かす場合と明かさない場合があるという。

「取引が長い店にはちゃんと説明して納得してもらう。そうした店には仕入れ値の2倍で卸し、4倍で卸す店には廃棄うどんであることは内緒にする。その代わり、業界の“3分の1ルール”から外れたもので、『賞味期限まで1カ月近くあるから』と言うと、間違いなく仕入れてくれる。それまで売っていた大手スーパーの名前を言えば、逆に喜ばれるよ」(前出・卸業者)

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