ついに「魔のイヤイヤ期」の正体が判明!2歳児癇癪へのスマートな対処法
子育ての中で母親を苦しめるイヤイヤ期。「お風呂入ろう」と言ったら「イヤだ」。「じゃあ、入らない?」と言ったら「イヤだ」。どう言っても“イヤだイヤだ”と叫びます。
思い通りにことが運ばないといちいち癇癪を起します。結果ママは一日中怒ってばかりで疲れてしまいますよね。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“脳の発達から考える、イヤイヤ期が起こる理由と対処法”についてお話しします。
■魔のイヤイヤ期の正体は「脳」だった!
脳には自分の“欲求を抑制する働き”をする箇所があります。額の内側にある脳の前頭前野という部位です。これは3歳くらいまではまだ発達していません。
そのため自分の思い通りにならないと癇癪を起します。これが“魔のイヤイヤ期”が起こる正体だったのです。
ですから、ママのしつけの仕方が悪いのではありません。前頭前野が発達する4歳頃になると収まりだしますから、しばらくの辛抱です。
イヤイヤがはじまったら「脳の前頭前野が発展途上だからだわ。私の対応が悪いのでもなく、我儘な悪い子になってしまったわけでもないんだわ」と思いましょう。
■イヤイヤ期への対処法
(1)子どもの感情を否定しない
子どもが泣いたり、怒ったりしたとき「泣いてはダメ!」とか「怒ってはダメ!」と感情を否定してはなりません。これでは子どもは感情の持って行き場がなくなってしまうからです。
こんなとき親は「泣きたいくらい悔しいんだ」「怒りたいくらい腹が立っているんだ」と子どもの心を受け止めてやり、「泣きたいのね」「悔しいのね」「腹が立つのね」と言葉に出して“共感”してやりましょう。その時に、背中をさすってあげるのもいいでしょう。
(2)選択肢を与える
子どもの成長の中で第一次反抗期とも言われる2~3歳の“イヤイヤ期”、そして思春期に起こる第二次反抗期。大なり小なり誰しも通る道です。何でもかんでも“癇に障る”状態です。
「食べる?」と聞いたら「食べない!」、「だったら食べないの?」と聞けば「食べる!」。「お出かけしよう」と言えば「嫌だ!」「だったら家で過ごそう」と言えば「散歩に行きたい」。
“ああ言えばこういう”状態です。誰かから命令されること自体がそもそも嫌なのです。
こんな時に「だったら勝手にしなさい!」と怒る親がいますが、子どもは勝手にすると生活出来ないわけですから困惑してしまいます。その結果さらにぐずるわけです。
こんな時は選択肢を与えましょう。例えばママが与えた洋服を着たがらない場合は気温などを考えて、どれを選んでも問題がないものを3~4着用意し自分に選択させましょう。自ら選んだものに対して反発することはありませんよ。
いがかでしたか。
イヤイヤ期は脳の発達とともに4歳過ぎた頃から収まっていきます。その間はママが巻き込まれて一緒になって怒ってしまっては悪循環になります。
自分の思い通りにしたいと自己主張できるようになった成長の証なのですから“子どもが悪い子になってしまった”なんて自分を責める必要はありませんよ。
【参考元】
※ 前頭前野 – 脳科学辞典
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